年末の風物詩となった人気スポーツエンターテインメント番組「SASUKE」(TBS系)。今年も開催が決定し、出場選手は早くも準備に取り掛かっている。かつて“完全制覇に最も近い男”と呼ばれ、「ミスターSASUKE」の名を持つ山田勝己氏もその1人。ユーチューブやツイッターで練習の様子が公開されている。
そんな投稿の中、6月14日のツイートにファンから驚きの声が上がった。「後は立てるだけ!」というコメントとともに公開されたのは、SASUKEのエリアを模した建造物。鉄の柱に朱色の棒がつけられたそれは、2ndステージの「サーモンラダー」。山田氏は自宅にセットを作った先駆者で、“そり立つ壁”など多くのセットをこれまでに作っている。
「このセットは山田氏が率いる『山田軍団・黒虎』のメンバーのために作ったものでしょう。ですが、山田氏本人も使うつもりであるのは間違いない。ということは、山田氏は1stステージを突破し、2ndステージに行くつもりだということ。今年のミスターSASUKEは去年とは違いますね」(テレビ誌ライター)
山田氏は復帰を果たした昨年の第38回大会は1stステージのドラゴングライダーで失敗。それ以前も1stステージのそり立つ壁で何度も失敗している。2ndステージに進出したのは03年の第12回が最後。もし今年1stステージを突破すれば大ニュース間違いなしだ。
「昨年はドラゴングライダーで落ちてしまいましたが、調子は悪くなかった。制限時間が心配だったものの、もしやクリアと思わせるチャレンジでした。今年は1stをクリアしてほしいものです」(前出・テレビ誌ライター)
山田氏のサーモンラダー公開からは「今年はやれる」という意気込みが伝わってくる。年末の本番を期待して待ちたい。