まさかとは思ったが、予兆はあった?
乃木坂46の堀未央奈が11月27日、乃木坂46のYouTube公式チャンネルにアップされた自身のソロ曲「冷たい水の中」のミュージックビデオ(MV)内でグループから卒業することを発表した。
同楽曲は来年1月27日発売の26枚目シングル「僕は僕を好きになる」に収録されるカップリング楽曲で、MVはこれまでの乃木坂での7年間を堀が振り返るという意味深な始まりで、終盤で「私、堀未央奈は、乃木坂46を卒業します」と伝えた。MV内でメンバーが卒業を発表するのはグループ史上初のことのため、ファンに激震が走った。
MV公開後に更新された自身のブログでも「26枚目シングル“僕は僕を好きになる”の活動をもって、乃木坂46を卒業します」と改めて、同シングルの活動をもってグループを卒業することを報告。
また、卒業を考えた時期については「卒業については前々から考えていて、スタッフさんとも何度も話を重ね、時期が決まったのは夏頃でした」と明かし、自身が初センターを務めた7枚目シングル「バレッタ」の発売日が7年前の同日であることから、この日の報告を決めたと説明している。
この堀の衝撃の卒業発表を受け、ファンからは「2期生のエースがここで卒業か…」「まだグループにいてくれるだろうなって勝手に思ってただけにショック」「最近のインスタの投稿を見てたら、なんとなくそんな気はしてた」など、さまざまな反応が見られている。
「3期生や4期生と比べると、スポットを浴びる機会が少なく、不遇と言われることが多い2期生のエース的存在だった堀。フロントポジションを務める常連でもあり、白石麻衣をはじめとした1期生メンバーが次々とグループを去っていき、世代交代が進んでいる中でしたから、次世代を引っ張っていくであろうメンバーとしてファンも決めつけていた部分もあったでしょう。実際、乃木坂の冠番組『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で番組MCを務め、乃木坂を結成当初からその成長を見守ってきたバナナマンの2人も、堀が卒業を発表した同日に放送したラジオ番組『バナナマンのバナナムーンGOLD』(TBSラジオ)で、卒業を知らなかったことを明かし、『ビックリした』『堀が卒業って意外だった』など、率直な感想を漏らしていましたね。ただ、堀は1週間ほど前から自身のインスタグラムで同期メンバー1人1人との思い出を振り返る投稿をしていましたから、その時点で一部のファンは『もしかして…』という嫌な予感が頭をよぎっていたようですね」(アイドル誌ライター)
卒業を発表したMVでは、「アイドルとして8割は全力でやり切ったという思いと、2割はちょっと悔い、じゃないですけど…」と、アイドル生活を振り返った堀。卒業まで残りわずかではあるものの、そのやり残したことや悔いとして残っている部分を少しでも消化できるように頑張って欲しいところだ。
(石田安竹)