千原ジュニアが12月8日深夜放送の「にけつッ!」(読売テレビ)に出演。「爆笑問題の“悪”は田中裕二」という自説を過去のエピソードとともに披露した。
番組冒頭、共演のケンドーコバヤシが太田光とNHKの社屋で初めて絡んだ話を披露。それに対し、「太田さんはまっすぐな人やからな」と述べたジュニア。「こんなこというとあれやけど、爆笑問題の悪は田中裕二。善と悪が爆笑問題の中に存在するならば、悪は田中裕二が一手に担っていますから」と切り出した。
ジュニアによると、かつて「笑っていいとも!」(フジテレビ系)に出演していた頃、当時小4ぐらいだった鈴木福に「お正月にフィンランドに行くって本当ですか?」と聞かれ、「行くよ」 と回答。鈴木に「お願いがあるんですけど」と言われ、おみやげでも頼まれるのかと思っていたら、「サンタさんに会ったらお礼を言っておいてください」と、かわいい言葉が。
これには周囲にいた人たち全員がほっこり。ジュニアも「会うたら言うとくわな」と、大人の返答をすると、太田があまりにもほっこりし過ぎた空気を変えようと、「お前、芦田愛菜ちゃんと付き合ってんのか?」と言い放ったという。その発言に、みんなが「おい!」とツッコんで笑っていた中、田中は「何言ってるんだよ、こんなサンタクロースを信じている子に」と身も蓋もない忠告をしたのだとか。
ジュニアは「最悪やろ?」と訴え、ケンコバも「怖いですね。無自覚の狂気が」と爆笑。ジュニアも「そういうとこやねん、あの人って」といい、「太田さんのはボケやん。悪を演じてんねん」と語った。
「そういえば今年5月、鬼越トマホークもラジオで『爆問さんの本当に悪い人は田中さん』と話していましたね。友近も18年、『太田上田』(中京テレビ)で太田より田中のほうが危ない印象があると明かし、ある番組で悲しいVTRが流れている中、猫好きの田中が、 たまたま画面に映ったネコに反応して『あ、ネコだ!』と言ってしまったエピソードを語っていました。口に出すことをためらう場面でも、空気を読まず素直に反応してしまう田中のヤバさは、鈴木福くんのエピソードと似ていますよね」(芸能ライター)
ケンコバは「悪を悪と思っていない怖さ」とも表現していたが、そういうことなのだろう。(鈴木十朗)