「あまちゃん」終了以降、次作が決まっていなかった能年玲奈にいよいよ待望の新作出演の話が飛び込んできた。今度は純朴な少女から一変。茶髪ヤンキー娘として、非行の限りを尽くすのだ──。“いい子”なだけではいられない、無法男女のハイテンションな近況を一挙お届けする。
もはや、国民的アイドル女優として認知された能年玲奈(20)だが、ドラマ「あまちゃん」後遺症が続いていると言っていい。本誌連載「TV時評どくダネ!」でもおなじみのコラムニスト・今井舞氏も不安げに語る。
「能年ちゃんは、捕まえちゃったけどやっぱり自然に帰してあげなくちゃいけない天然記念物のような存在。ファンであるほど見ていてドキドキしてしまいました。橋本愛(17)、有村架純(20)などは『あまちゃん』出演をきっかけに女優として着実に仕事をステップアップさせていますが、当のあまちゃんは、このまま芸能界ズレするのを見るより引退したほうが‥‥」
そんな“あまらー”の懸念がより確信に近づいたのは、10月7日放送の「笑っていいとも!」(フジテレビ)のテレフォンショッキングのコーナーに初登場したシーンだった。民放生放送の鮮烈デビューは、もはや“放送事故レベル”の衝撃だった。
司会のタモリから「色白いねぇー」と突っ込まれると、天野アキのようなドギマギした表情を浮かべるも、開口一番、
「でもファンデーションです」
と、素直すぎるトークを炸裂させた。さらに、小学生時代はモデルとしてパリコレ出場やお笑い芸人を目指していた秘話や、中学生時代にコピーバンドでギターを担当していたことなどを明かしたが、タモリの質問に対し上を向いたまま4~5秒間沈黙したり、脇にマネジャーでもいるのか、横に目を泳がせるなど、終始挙動不審な様子。出演時間は異例の40分間に及んだだけに、ファンはハラハラしっぱなしだった。
「あまちゃん」終了後のブログでは、「これからもアキちゃんを基盤に粛々とやっていきたいと思います」(9月25日)と宣言した能年だが、大ヒットの余韻もいまだ根強いだけに、次の出演作に注目が集まっている。
芸能レポーターが語る。
「もちろん出演オファーはドラマ、CM問わず事務所に殺到している。とはいえ、アキちゃん役があまりにもハマリ役だっただけに、これ以上の当たり役がなかなか見つからないというジレンマに陥っている。出場が確実視される紅白までは人気は維持できても、いつまでも『あまちゃん』の追い風が吹いているわけではない。最悪このままでは一発屋で終わってしまう可能性も‥‥」
そんな中、本誌が総力をあげて取材した結果、能年の次回作は、なんと“ヤンキー漫画の金字塔”である原作を映画化した作品に主演することが明らかになったのだ。芸能プロ関係者が声を潜めて言う。
「原作は80年代に少女漫画誌『別冊マーガレット』で連載されていた『ホットロード』という作品になります」
可憐な田舎のアイドルから一転、真逆の暴走族ヤンキー少女へ転身してしまったのだ!