人気女子アナたちに様々な動きが出てきた20年。21年は、勢力図が大きく書き換えられる1年となりそうだ。
その激動のきっかけとなりそうなのは、日本テレビの大エース、水卜麻美アナの退社、フリー転身だろうと言われている。
「これまで何度も浮上しては消えていったフリー転身説ですが、日テレ愛の強い水卜アナは、可愛がってもらっている局幹部の説得もあり、独立を踏みとどまってきました。しかし、目標としてきた帯の情報番組の司会をもう丸2年務め上げ、いよいよ日テレでやることがなくなってきている感があります。かつては加藤綾子の所属するジャパン・ミュージックエンターテインメントも獲得に動いていたと聞きますが、結局は日テレ在籍時代から関係の深い先輩アナ、羽鳥慎一所属のテイクオフへの合流が既定路線と見られています」(放送担当記者)
後輩たちの成長ぶりも、水卜アナの背中を押したのではと言われている。
「12月4日に発表された、オリコン『好きな女性アナウンサーランキング』で、日テレでは6位に徳島えりかアナ、8位に岩田絵里奈アナが入り、滝菜月アナも10代のランキングでは5位にランクイン。徳島アナはランキングの常連ですし、初のラインクインとなった岩田アナの伸びも頼もしい。また、今年の新人、石川みなみアナも、派手なタイプではないもののじんわり癒やし系の笑顔の評判がよく、今後、人気を集めそうです」(女子アナウオッチャー・たなか是政氏)
同ランキング5年連続1位で、18年に殿堂入りを果たしている大物・水卜アナのフリー転身が現実となれば、フリーアナたちはもちろん、全局の女子アナたち、さらにバラエティタレントもうかうかしてはいられない。テレビ界激震の大ニュースとなることは間違いないが、彼女の決断は果たして──。
(露口正義)