ノーベル賞・山中伸弥教授は新型コロナで日本の死亡率が低い理由に、「ファクターX」と呼ばれる「謎の要因」があると仮説を立てた。翻って女子アナ界を見渡せば、不可解な謎だらけ。テレビ局員すら周囲に聞けない「タブーな謎」をアサ芸が徹底究明した!
アサ芸読者には「ミトちゃん」の愛称で知られる日本テレビの水卜麻美アナ(33)の人気ぶりについて、今さら説明の必要はないだろう。オリコン「好きな女子アナランキング」で殿堂入りを果たし、今も各社の女子アナ好感度調査でトップを独走。当代きっての「人気ナンバーワン女子アナ」だ。
だが、ちょっと待ってほしい。長年、女子アナを追い続けてきたマニアたちから素朴な疑問の声が上がっているのだ。
「ミトちゃんって、ぽっちゃり体型の女子アナが1位になるほど、本当に人気あるのか?」
振り返れば現在、フリーの加藤綾子(35)や高島彩(41)、今やタレントとしても売れっ子の田中みな実(33)など、並みいる美女がしのぎを削る女子アナ界において、「庶民派ぽっちゃり」の代表格である水トアナがこれほどまでに愛される理由は何か。
これに広告代理店関係者が回答する。
「リサーチ会社が実施した今年4月の好感度調査では『好きな女子アナ』の項目で2位の加藤綾子にダブルスコアをつけて圧勝しています。しかも全世代で1位を独占している。『間違いなく人気がある』と言い切れますね」
はたして、世の男性は彼女のどこを支持しているのか。広告代理店関係者が続ける。
「水卜アナの人気は、これまでの高嶺の花だった女子アナと違い、大食いキャラであったり、親しみの持てるリアクションであったり、庶民的なところにある。決して『美女レベル』では測れない、好感度の高さに選ばれる基準が変化したことが大きい。以前、行われた『美人だと思う女子アナ』の調査では、水卜アナは加藤と高島の後塵を拝していて、『美人度』では女子アナ界のトップではありません。仮に『セクシーさ』で見ると『中の下』がいいところでしょう」
だが、水トアナのブレイクには、在籍する日テレによるイメージ戦略が成功していると語る関係者もいる。
「彼女のキャラは『ヒルナンデス』をはじめとするレギュラー番組での『癒やし系』が演出されてきたことが大きい。実は人気の原因が日テレの親しみやすい庶民派キャラ作りにあることを知っているミトちゃんは今もフリーになろうとはしない。キャラクター作りに定評のある日テレを頼りにしているフシがあるからです」
近年、日テレは「世界の果てまでイッテQ!」や「今夜くらべてみました」などで、ブレイク前の芸人やタレントを独占的に出演させ、キャラ作りをしたうえで売り出すという手法で、独走態勢を築いている。いわば、その視聴率戦略が水トアナのキャラ作りにもピッタリ当てはまり、好きな女子アナでも圧勝しているというのだ。