その最高のハーモニーはまさに練習の賜物ということか!?
森山直太朗が12月9日に放送された音楽特番「2020 FNS歌謡祭 第2夜」(フジテレビ系)に出演。乃木坂46の生田絵梨花とのコラボで04年にリリースした自身の名バラード曲「愛し君へ」を歌唱した。
森山の安定感抜群の歌唱力に加え、生田のピアノ演奏と、要所要所でのハモリが光り、鳥肌モノのパフォーマンスとなり、視聴者の中には涙を流した人が続出。その好評ぶりを顕著に表すように生田の愛称である”いくちゃん”がツイッターでトレンド入りを果たしていた。
そのハイクオリティーなコラボが完成した裏側には森山の生田への配慮があったようだ。
「歌唱前のMCとのトークで生田は本来なら、森山とは当日のリハーサルのみで合わせて本番を迎える予定だったことを明かしています。ただ、森山が『不安であれば練習に全然付き合うよ』と声をかけたそうで、事前に2日間も練習を設けることができたとか。生田はこの日の放送では『レ・ミゼラブル2021カンパニー』のミュージカル企画へも参加していましたし、多忙な身であることから、森山としては逆に練習時間を無理に作らせてしまうのは申し訳ないという配慮もあったようです。そのため、森山としては練習の強要をするつもりはなく、あくまで生田の都合に合わせて必要であれば練習に付き合うよと気さくに提案したようです」(エンタメ誌ライター)
生田もパフォーマンス後に更新したインスタグラムで「直太朗さんが事前に2日間も合わせの時間を設けてくださり、温度感やアレンジも変化していって、とても楽しい音楽作りでした」と感謝の投稿をしている。
そのため、乃木坂ファンからは「コラボしてくれることだけでも光栄なのに練習にそこまで付き合ってくれるなんて森山さん、優男すぎるわ」「てちとコラボした時も同じように気遣ってそう」「さすが公式お兄ちゃんのバナナマンと仲が良いだけあるな」など、森山の紳士ぶりを称賛する声が寄せられている。
「森山は8月に放送された『2020FNS歌謡祭 夏』では、元欅坂46の平手友梨奈とコラボして、自身の名曲『生きてることが辛いなら』を歌唱。こちらは平手がダンスでコラボしていますが、森山はパフォーマンス後には平手らとの舞台裏ショットを公開。写真の平手も笑顔を見せていますから、とてもやりやすい環境でのコラボだったように見受けられますね」(アイドル誌ライター)
歌唱力も文句なし、ユニークなキャラクター、そしてこの優男ぶり。歌手としてだけではなく、バラエティ番組でも活躍が見られ、人脈も広いことも納得だ。
(石田安竹)