1月2日放送のTBS系ドラマ「逃げるは恥だが役に立つガンバレ人類!新春スペシャル!!」で主演を務める新垣結衣(32)。16年に「逃げ恥ブーム」を巻き起こした大ヒット作のスペシャル版として、視聴者から絶大な期待が寄せられている同作だが、ヒロインが撮影現場でまさかの“激ヘコみ”をしていた。
事情を知るTBS関係者が語る。
「主役として映像作品に出演するのは18年の秋ドラマ『獣になれない私たち』(日本テレビ系)以来とあって、彼女の意気込みは相当なものです。コロナの影響で制作決定からクランクインまでが1カ月足らずという超強行スケジュールだったのですが、準備万端で撮影に臨んでいました」
その意気込みは、差し入れにも表れていたという。
「新垣が100人以上のスタッフとキャスト全員にコロナ対策として差し入れたのが『首掛け型の空気清浄機』でした。有名メーカーの商品で、彼女の出費は100万円を超えているでしょう」(前出・TBS関係者)
新垣の粋な計らいに現場スタッフは歓喜した。喜びのあまり「夜中も首にかけたまま寝る」「末代までの家宝にする」と言いだす男性スタッフまで現れたほど。想像以上の好評を得て、新垣もご満悦だった。
ところが、これに感染症の専門家からツッコミが入ったのだ。
「彼女の差し入れにスタッフたちが感激しているという話はネットニュースでも取り上げられたのですが、それを知った神戸大学・岩田健太郎教授がツイッターでたしなめたんです」(前出・TBS関係者)
10月16日、岩田教授はニュースを引用する形で〈感激する気持ちはわかるが携帯空気清浄機に効果はない〉と、新垣の差し入れをバッサリ。さらには〈知るのは恥だが役に立つ〉と気の利いたひと言まで付け加えたのである。
このツイートはまもなく、新垣の知るところとなる。
「『オフの日は一日中ネットを見ている』というだけあって、すぐに岩田教授のツイートを発見しました。親しいスタッフに『私が頭よくないのがバレた』『すごく恥ずかしい』と激しく落ち込んでいました」(ドラマ関係者)
そればかりか、新垣にとっては思い出したくもない過去までがよみがえるハプニングにも遭ったという。
「今作には新垣がラップを披露するシーンがあるのですが、収録の際、異常なまでに恥ずかしがっていたと話題なんです」(前出・ドラマ関係者)
今作は連ドラ版で結婚した星野源が演じる「平匡(ひらまさ)さん」と新垣演じる「みくり」との間に子供が誕生するというストーリー。妊娠初期のつわりが終わった彼女が、星野を前に「つわりが終わ~り~、みくりがペロ~リ~、イェイ」と“ガッキーラップ”を口ずさむのだが──。
「アドリブではなく、台本どおりのセリフにもかかわらずテレまくり。オーケーが出てカメラが止まるや、真っ赤になった顔をバタバタと手であおぐほど恥ずかしがっていたんです。スタッフの間では、13年前に『絶妙な音程の外し具合』として話題となった『CDデビューの“黒歴史”を思い出してしまったのでは』と言われています。今も彼女にとって、歌はトラウマのようです」(前出・ドラマ関係者)
終始、恥じ続ける新垣であった。