菅野美穂主演ドラマ「ウチの娘は、彼氏が出来ない!!」(日本テレビ系)が1月13日にスタートし、初回の平均視聴率は10.3%だった。
脚本は「素顔のままで」「あすなろ白書」「ロングバケーション」(ともにフジテレビ系)、「愛していると言ってくれ」「ビューティフルライフ」(ともにTBS系)など、数々の大ヒット恋愛ドラマを手掛け「恋愛の神様」と呼ばれる北川悦吏子氏。
かつて、人気恋愛小説家でシングルマザーの水無瀬碧(菅野)は、仕事に行き詰っていた。それよりも気がかりなのは、一人娘の空(浜辺美波)が、筋金入りのアニメ好きオタクで、恋愛にまったく関心のないことだった。けれども、恋愛から遠ざかり小説が書けないと悩む母親に「私が、恋愛してそれをネタにすればいい」と提案する。
北川氏の脚本と、菅野、浜辺の初タッグに期待が寄せられていたが、視聴者の感想としては「キャストは悪くないのに、つまらない」「ゆったりしてほんわかするようなドラマかと思ったけど、会話は早口で流行ってる言葉や略語のオンパレード。見た後すごく疲れた」「自分の子どもを『君』呼ばわり。娘は母を『かあちゃん』。このいかにも友達親子感。ギャップがいいでしょって思ってるんだろうけどかなりイタい」など不評なものが目だった。
「浪費家の母親のかわりに家計を預かる空が、漫画やコスプレをスーツケース一杯に買うとか、展開が、なんかズレていると視聴者は感じたようです。途中脱落者もいたようですね」(テレビ誌ライター)
2ケタをキープできるかどうかは、次回の第2話の評価にかかっているようだ。