スポーツ

桑田VS阿部“ポスト原監督”注目の一方で「どっちもどっち」の声が出るワケ

 今シーズンから巨人の一軍投手チーフコーチ補佐に就任した、桑田真澄氏。1月14日にはさっそくジャイアンツ球場に足を運び新人合同自主トレを視察し、16日深夜に放送された「S☆1」(TBS系)に出演した際は投手陣について「中6日、7日の時代で、なぜ完投しないのかわからない」と持論を展開。先発に完投を求めることを示唆し、「かなり厳しくなると思います。選手にはクレームが出るかもわかりませんが、しっかりついてきてもらいたい」と方針を明らかにしている。

 そんな中、ファンやプロ野球関係者の注目を集めているのは、巨人の次期指揮官についてだ。ヤンキースなどで活躍したOBの松井秀喜氏は現時点で名前が浮上しなくなった今、阿部慎之助2軍監督が既定路線ではないかと囁かれてきたが、15年ぶりに桑田氏が巨人のユニフォームを着たことで一転、にわかに“ポスト原”を巡る波乱が話題になり始めている。

「『日刊ゲンダイ』(1月14日付)でも、桑田氏の抜擢について心中穏やかではない人物として阿部を挙げており、スパルタ式の阿部と科学的根拠に基づく桑田氏とで野球論も人間性も真反対なために、今後は火花バチバチではないかと指摘しています。しかし一方で原監督のこと、チーム全体のレベル上げのため、コーチ陣の切磋琢磨も狙っての人事との見方もありますね」(野球ライター)

 いずれにせよ、現役時代の実績を見れば将来、巨人の指揮官を務めてもおかしくはない2人だが、こんな声も聞こえてくる。

「野球ファンの間では“どっちもどっち”との指摘が多いようですね。“常に紳士たれ”の標榜を掲げる巨人軍にあって、阿部は女性関係、桑田氏は借金問題などで過去のスキャンダルによるキズを抱えており、人徳的には“?”なイメージが強いのでしょう。もっとも、女性関係については原監督もいろいろと報じられましたが(笑)」(前出・野球ライター)

 ともあれ、桑田氏の就任は、巨人の今シーズンの話題作りとして格好の材料となりそうだ。

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    なぜここまで差がついた!? V6・井ノ原快彦がTOKIO・国分太一に下剋上!

    33788

    昨年末のスポーツニュース番組「すぽると!」(フジテレビ系)降板に続いて、朝の情報番組「いっぷく!」(TBS系)も打ち切り決定となったTOKIOの国分太一。今月30日からは同枠で「白熱ライブ ビビット」の総合司会を務めることになり、心機一転再…

    カテゴリー: 芸能|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<寒暖差アレルギー>花粉症との違いは?自律神経の乱れが原因

    332686

    風邪でもないのに、くしゃみ、鼻水が出る‥‥それは花粉症ではなく「寒暖差アレルギー」かもしれない。これは約7度以上の気温差が刺激となって引き起こされるアレルギー症状。「アレルギー」の名は付くが、花粉やハウスダスト、食品など特定のアレルゲンが引…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<花粉症>効果が出るのは1~2週間後 早めにステロイド点鼻薬を!

    332096

    花粉の季節が近づいてきた。今年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は全国的に要注意レベルとなることが予測されている。「花粉症」は、花粉の飛散が本格的に始まる前に対策を打ち、症状の緩和に努めることがポイントだ。というのも、薬の効果が出始めるまでには一定…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
上原浩治の言う通りだった!「佐々木朗希メジャーではダメ」な大荒れ投球と降板後の態度
2
フジテレビ第三者委員会の「ヒアリングを拒否」した「中居正広と懇意のタレントU氏」の素性
3
3連覇どころかまさかのJ2転落が!ヴィッセル神戸の「目玉補強失敗」悲しい舞台裏
4
巨人「甲斐拓也にあって大城卓三にないもの」高木豊がズバリ指摘した「投手へのリアクション」
5
ミャンマー震源から1000キロのバンコクで「高層ビル倒壊」どのタワマンが崩れるかは運次第という「長周期地震動」