日本プロ野球の今シーズンが終了し、いよいよファンが気になり出すのが契約更改、選手の年俸だ。何千万円、何億円と、一般人が聞けばため息の出るような金額だ。
1月14日には、巨人の菅野智之が8億円で契約更改を行なったが、それに先立つこと1カ月以上前に、元プロ野球選手、片岡篤史氏が、みずからのYouTubeチャンネル〈片岡篤史チャンネル〉で、12月6日に〈柳田選手は年俸7億円突破!?日本一達成の福岡ソフトバンクを勝手に給料査定してみた。〉とタイトルした投稿で、まずV4を成し遂げたソフトバンクナインの年俸を査定。その続編として、12月10日に〈【1億円はUPの価値ある】セリーグ制覇の読売ジャイアンツを勝手に査定してみた。〉を投稿していた。
動画を見てみると、まず、片岡氏は、日本シリーズは年俸の査定には影響しないとして、「インパクトは弱く感じるが優勝は間違いないんでね」と巨人ナインにフォローを入れて査定スタート。
「今年、優勝したのは、やっぱ菅野の“負けなかったお陰”って言うのはあるんちゃう?」と片岡氏が語る通り、今年の菅野は開幕から13連勝。結果、14勝2敗で最多勝を獲得している。この時点では、MLB移籍も囁かれていた菅野だが、巨人残留なら、6億5000万円から1億円アップの7億5000万円と片岡氏は予想した。
前年、1億4000万の岡本は、今シーズン、本塁打王と打点王の活躍を見せていることから、「最低1億アップはするやろ。倍の2億8000万はちょっといかへんかもわからないけど、2億4000万円から2億5000万円」と、交渉の実経験を持ち合わせている片岡氏が大胆に、そしてリアルに予想して見せたのだった。
〈片岡部長の査定シリーズは面白いね。 是非12球団全部やって欲しい。〉〈この動画シリーズがいっちゃんおもろい〉といった視聴者の称賛コメントが相次いでいる。実際、菅野の契約更改の額はさらに上を行っていたわけだが、その内情をあれこれ考えさせてくれる意味で、今見ても興味深い。第3弾もありそうだが、はたして…。
(ユーチューブライター・所ひで)