昨シーズン、3度目の最多勝利のタイトルに輝き、今年はいよいよメジャー挑戦かと騒がれていた、巨人・菅野智之の残留が決定した。現在31歳と言う年齢を考えればラストチャンスとも思われたタイミングだったが、巨人のYouTubeチャンネル〈読売ジャイアンツ〉では、1月10日に〈菅野智之投手からご報告です〉とタイトルして投稿、菅野みずから、
「今年もジャイアンツでプレーさせていただけることになりました。自分自身本当に嬉しく思いますし、去年できなかった日本一にまたチャレンジできるチャンスをもらったと思っています」
と、去年の雪辱を果たすべく闘志みなぎるコメントを表明し、視聴者からは早くも「セ・リーグ3連覇」を願うコメントが寄せられていた。
すると、1月12日、巨人にとってさらに嬉しいニュースが飛び込んできた。巨人時代には、槙原寛己氏、斎藤雅樹氏らと並び「3本柱」として活躍した、元プロ野球選手、桑田真澄氏がコーチとして入閣、15年ぶりに巨人のユニフォームに袖を通すと言うのだ。
桑田氏は昨年11月29日に放送された生放送の報道番組「サンデーモーニング」(TBS系)にリモート出演した際、ソフトバンクの強さのポイントの1つに、「フロント」を挙げ、巨人選手の総年俸が43億円なのに対し、ソフトバンクは65億円で、「豊富な資金力を生かして成果を上げた」ことと、選手には指示待ちタイプでなく、みずから考えて行動することも厳しく指摘していた。
今シーズンも否が応でも注目を集めるであろう巨人。菅野と桑田氏の「選手」&「コーチ」最強タッグで、セ・リーグ3連覇の声は盛り上がること必至。ソフトバンクに勝るとも劣らない投手王国を築いてくれることを期待したい。
(ユーチューブライター・所ひで)