新型コロナ禍でライブや特典会に制約が生じているアイドル業界。だが、一方では指原莉乃プロデュースの「≠ME」(ノットイコールミー)が4月7日にキングレコードからメジャーデビューすることを発表。大森靖子プロデュースの「ZOC」は2月8日に初の日本武道館公演に挑むなど、新たな動きも活発化しているようだ。その状況で「次世代の本命」というべき新グループが動き始めたという。
「元PASSPO☆で現在は振付師として活躍する槙田紗子が仕掛ける新アイドルグループのプロジェクト『SACO PROJECT』がこの1月に応募を受付。2月6日~25日にはいよいよ、書類通過者のみを対象とした一次審査(配信審査)が始まります。ツイッターではすでに何人もの候補者が応募完了を宣言しており、ファンや業界の注目を集めています」(アイドル誌ライター)
元アイドルがプロデュースするグループでは、NMB48の渡辺美優紀がみずからもメンバーを務める「Ange et Folletta」が昨年1月にお披露目。モーニング娘。の市井紗耶香が手掛ける「PATI PATI CANDY…☆」はこの1月23日にお披露目イベントを無観客で開催したばかりだ。そういった知名度に勝る二人が先行する中、なぜ槙田のプロジェクトに期待が高まるのだろうか。
「一大メジャーグループで活動していた渡辺や市井は、大手芸能事務所やテレビ局が主導するスタイルが身にしみついているはず。しかしアイドル戦国時代を経た現在のアイドル業界では、小規模で機動力のある運営がシーンをリードする状況になっています。その点で槙田はメジャーの環境を知りつつも、小さな会場でライブや特典会を重ねてきた経験も豊富。それに加えて振付師として多くのアイドルグループを手掛けてきたことから、現在のシーンを肌感覚で理解していることでしょう。そういったバックグラウンドが、次世代アイドルの育成にはうってつけなのではないでしょうか」(前出・アイドル誌ライター)
2月3日発売の「アサ芸Secret! Vol.68」には、槙田のインタビューを掲載した特集「アイドルブレイク予報2021」を掲載。今チェックすべきグループも紹介しており、2021年のアイドルシーンを占うには必見の内容となっている。