10月上演のミュージカル「美少女戦士セーラームーン」にセーラーマーキュリー(水野亜美)役で出演が決まっていた美少女アイドル女優の黒木ひかり(15)が突如降板を発表した。
原因については明らかにされていないが、別名義での過去の活動が「セーラームーン女優としては不適切だったからでは?」と取り沙汰されている。アイドル誌のライターが言う。
「黒木はかつて『夏風ひかり』という芸名でジュニアアイドルとして活動。DVDなどをリリースしていますが、その内容は制服や体操着、水着などで胸元や股間を強調しきわどいポーズをとるなどかなり過激です。それを知った一部のセーラームーンのファンが、公式ツイッター宛てに彼女の過去を告発。役にふさわしくないのではと疑問を投げかけました。その後、降板が決定。タイミング的に、原因はこのDVDと見ていいでしょう」
さらに、この件を取材したというスポーツ紙記者はこう明かす。
「主催側は『タレント事情により降板の申し出があった』と説明、それ以上詳しい理由は一切答えてくれない。そこで黒木側に話を聞くと、どうも歯切れが悪い。このミュージカルは、まだ無名の域を出ない黒木の出世作となるかもしれないまたとないチャンスです。不本意ながら降板を受け入れるしかなかったのでは、と見ています」
黒木本人もツイッターで、「沢山のクレームがあったと聞いて、仲間や、セーラームーンのファンの皆様に迷惑をかけてはいけないと思い自分から降板しました」としており、形としては確かにタレント事情。しかし主催側、タレント側双方にとって苦渋の決断だったようだ。なんでも発掘され拡散されてしまうネット時代、タレントは過去との折り合いをどうつけるかも試されている。