昨年末、俳優の松坂桃李と結婚後も、CMにドラマと出演作が目白押し。公私ともに順調な戸田恵梨香は、もはや敵ナシに見える。ところが、新婚夫が頭を悩ます事態が起きていた。既婚女性の色香をまとい、磨きをかけたオンナっぷりで、周囲はあの「悪癖」の再発を恐れているのだ。
現在、放送中のドラマ「俺の家の話」(TBS系)で、戸田恵梨香(32)の色香が一段とバージョンアップした。
西田敏行(73)扮する能楽宗家の婚約者で、謎の介護士が戸田の役どころ。40歳差を感じさせない、西田とのイチャイチャ演技は視聴者の胸をかき乱している。
何も演技上の話だけではない。現場の関係者も、戸田にすっかりメロメロ状態なのだ。
「初回に和服姿で登場するシーンがありましたが、ミステリアスな役柄そのままに、息を飲むような艶っぽさでした。後れ毛がのぞく襟元に、スタッフの目が釘付けになっていたほどです」(ドラマ関係者)
そんな人妻色香のおかげで、共演者やスタッフとの関係も良好だという。ドラマ関係者が続ける。
「撮影の合間は共演陣と談笑していますが、常に輪の中心にいるのが戸田。新婚ネタで冷やかされることもあるようですが、そんなムードを楽しんでいる余裕すらあります。スケジュールが押しても文句も言わず、分け隔てなく接してくれるので、スタッフ受けも抜群です。コロナ禍の影響もありますが、撮影後は新婚らしく、まっすぐ帰宅しているようです」
直行直帰にホッと胸をなでおろしているのが、昨年12月に結婚した夫の松坂桃李(32)だろう。安堵の理由は後述するとして、2人の結婚の衝撃度はすさまじかった。なにしろマスコミ各社はノーマーク。久しぶりの大物カップル誕生に、業界は騒然となった。
「2人は15年に公開された映画『エイプリルフールズ』(東宝)で共演していますが、これまで交際の噂もなく、ツーショットすら撮られなかった。ともに週刊誌に追いかけ回されていながら、結婚するまで情報が全く漏れ伝わってこなかったのは、松坂のマンションと同じフロアの部屋を戸田が借りて、逢瀬を重ねていたためでした。徹底してマスコミの目を避けてきたのは、それだけ本気だったということでしょう」(スポーツ紙芸能デスク)
先にも触れたように、この結婚は戸田のイメージダウンとはならず、むしろプラスに作用している。色香もそうだが、数字にも表れている。年末年始のCM登場ランキングでも4社増の2位にランクイン。プライベートの充実ぶりが仕事にも反映したようだ。
「偶然にも、1月から始まった不動産会社『オープンハウス』のCMで、戸田は戸建てを欲しがる人妻役でした。が、あまり人妻のイメージがつきすぎるのも役者としてはよくない。そのため、バラエティー番組などで結婚の話題はNG。事務所サイドの戦略でもあるのですが、夫婦生活の実態が謎めいていて、さまざまな憶測も出ています」(広告代理店関係者)