メンバー5人中3人が40代のSMAPの皆さんだけに、途中、トミー・リー・ジョーンズがCMよろしくキレキレのダンスで代役をこなすハプニングもありましたが、次にまいりましょう。
今年はオヤジ世代のアイドルが華麗なる復活を遂げた年でもありました。2組続けて、ご紹介いたします。
みごとアンケートでも30票を集めた森高千里(44)。本当にオバさんになってしまったアイドルが歌うは「私がオバさんになっても」。対する白組からは、ランク外(5票)ではありましたが、森高同様にバブル時代にヒット曲を連発したチャゲ&飛鳥でございます。しかも、5票中5票ともデビュー曲の「ひとり咲き」をリクエスト。飛鳥1人が「シャブ疑惑」で咲き乱れた今年には、うってつけでございます。
もう1組は、紅白取材に忙しいオヤジ芸能記者から推薦いただきました。
「薬物依存から復帰した華原朋美(39)は、実際に事務所サイドがNHKに大プッシュ中です。でも、どうせ出場するなら、かつての恋人である小室哲哉(54)のTMNと競演してほしい」
皆様、ご覧になりましたか。森高の脚線美、殴り合いのケンカをしたチャゲと飛鳥の握手、元恋人同士の抱擁、全てのシーンが感涙モノでしたね。
さて、涙が乾かぬうちに、次は「あまちゃん」です。
「NHKは紅白に『あまちゃん』を確実に登場させるでしょう。『天野家の皆さんが応援に来ています』とか、小芝居をするのが通常のパターンです。そらぞらしいうえに、明暗を分けた綾瀬がそのセリフを言うのは酷です」(宝泉氏)
そんな心配はご無用です。今回のアンケートで小泉今日子(47)に1票を投じた方の大半が劇中歌「潮騒のメモリー」を歌ってほしいと望んでおりました。さらに、薬師丸ひろ子(49)や潮騒のメモリーズなど「あまちゃん」関連票を合わせると、152票でした。
当然、「見たいシーン」も「天野家総出演」や「オールキャストで」という声が圧倒的多数。もう、天野家で飼われていた猫まで出場させましょう!
「GMTが北三陸鉄道のモデルになった岩手の三陸鉄道からライブ中継で、ついでにGMTのモデルであるAKB48もバックで『潮騒のメモリー』を大合唱してほしい」(51歳・男性)
私も「あまラー」ですので、このリクエストは最高としか言いようがありません。
とはいえ、アンケートからは白組の対抗馬が不在でした。ここは、「紅白博士」の合田氏に決めていただきましょう。
「被災地復興という意味では新沼謙治(57)がいいのではないでしょうか。『ふるさとは──』のシンフォニックVerは非常に評価が高い。岩手出身の新沼がこだわって被災地の子供たちと歌った楽曲です。『千の風になって』のように、紅白を機にブレイクするでしょう。それと、紅白は1年を振り返るという役割もある。伊勢神宮の遷宮と富士山の世界遺産登録は外せないので、アンケートでは票が集まらなかったけど、水森かおり(40)と森進一(65)という組み合わせもアリでしょうね」