今年も残り2カ月を切った。この季節、気になるのが「NHK紅白歌合戦」の出場者だろう。そこで、オヤジ世代にアンケートを実施し、「本当に見たい歌手」を選出。というわけで、“本家”よりも一足先に「ドリーム・オブ・紅白歌合戦」を開幕させよう!
さあ、やってまいりました大みそか、除夜の鐘をつく前に紅白見ながら、女房の尻を突っつきたい‥‥。オヤジが本当に見たい「夢の紅白歌合戦」、総合司会のアサ芸太郎でございます。
えっ、紅組司会の綾瀬はるか(28)はどうしたって?あなた、それは公共放送のほうで見てくださいよ。それに、低視聴率の大河ドラマのヒロインもイマイチだけど、そもそもどんな基準で選ばれたのか、よくわからない歌手ばかりの本家の紅白なんて、ちっともおもしろくない!
そんなわけで、今年は40歳以上の男性1200人にアンケート調査を実施いたしました。「本当に見たい歌手は?」「本当に見たいシーンは?」(自由回答方式、複数回答可)という2つの質問でございます。おかげさまで、400を超える歌手、グループの名前があげられ、これぞ大人の男の紅白となりました。ただ、ネットを通じた調査でありまして、機械には限界もございます。約3割の方が「紅白に興味がない」という歌手名を書かない無効投票でありました。世間の「紅白離れ」を象徴しているというか、何というか‥‥。
とはいえ、本家の紅白、12年の平均視聴率42.5%、11年の41.6%(いずれも第2部・関東地区)と比べても70%の方が見たいと言っているドリーム紅白のほうがおもしろいに決まっているじゃないですか。
数字だけではございません。その調査結果の内容もお墨付きをいただきました。歌謡曲事情に詳しい宝泉薫氏はこう言ってくださいました。
「確実に出場する北島三郎(77)や石川さゆり(55)、出てほしいけど可能性ゼロの山口百恵(54)、ちあきなおみ(66)=19票・11位=など、適度な位置に配されていて、まるでNHKの思惑を映したような結果です」
もう1人、日本歌手協会理事で「紅白歌合戦の舞台裏」の著者、合田道人氏も感動されたようです。
「本当にバランスの取れた大人の意見が集まったと思います。このベスト10に少し手を加えたら、第2部の紅白の出場歌手になりますよ。しかも、高視聴率を取れるのではないですか」
こうした識者とアンケートのご意見をもとに、作り上げたのが出場歌手30人なのです。
前置きが長くなりました。では、まいりましょう。トップバッターは、いくつになってもアイドル、SMAP。曲は定番「世界に一つだけの花」。対する紅組からはAKB48でございます。「何でオヤジがAKB?」と思っている方、それは認識不足。もはや、オヤジ目線にさらされているのです。こんなご意見をいただきました。
「AKB48のメンバーが全員、水着で踊るシーンが見たい」(43歳・男性)
即採用! さっそく、季節感を無視して歌っていただきましょう。どうぞ!