3月21日に放送されたトーク番組「ボクらの時代」(フジテレビ系)に、広瀬すず、市川海老蔵、松田龍平の3人が出演した。同番組で広瀬は、過去に共演した天海祐希との舞台裏エピソードを明かしたという。
「番組では、まず海老蔵がかつて負けず嫌いだったものの、年を重ねるにつれ『ここ数年は負けることに対して、得るもののほうが大きいかも』と心境に変化があったと明かしました。すると広瀬が、映画『チアダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~』で共演した天海との思い出を回顧。彼女によると当時、別の仕事で悔しいことがあったそうで、それがネットニュースでも報じられてしまったのだとか。その翌日、広瀬が番宣で一緒になった天海の楽屋を訪れると、天海の指示でその場にいたスタッフ全員が外に出され、2人きりに。どうやら天海は、広瀬のニュースを見ていたようで、広瀬に『悔しいと思うけど、いっぱい傷ついて負けるこの感情を味わったほうがいいわよ』とアドバイスしてくれたそう。これに広瀬は『確かに』と納得し、前に進めたとのこと」(テレビ誌記者)
このエピソードに視聴者からは、「天海さんカッコイイ」「まさに理想の上司!」と絶賛する声が相次いだ。今回の番組で、“広瀬の悔しかった出来事”について詳細は明かされなかったものの、アカデミー賞での挫折が関係している可能性があるという。
「広瀬は今回、天海との件を映画の番宣前と明かしていますから、公開された17年3月頃の出来事だった可能性が高い。その時期といえば、広瀬が日本アカデミー賞にて、映画『ちはやふる -上の句-』の優秀主演女優賞と、『怒り』の優秀助演女優賞でダブルノミネートされ、世間から大きな注目が集まっていました。しかし結果は、映画『湯を沸かすほどの熱い愛』から、それぞれ宮沢りえと杉咲花が選ばれ、広瀬は受賞できずに終わった。その後、広瀬はブログを更新し、《今までにない悔しいという感情に出会ったような気がします こんな贅沢なこと言える立場ではありませんが これが素直な本音かもしれません》と正直な気持ちを吐露し、様々なニュースで取り上げられたのです」(前出・テレビ誌記者)
現在も女優として第一線で活躍している広瀬。その裏では、天海のようなベテラン女優たちからの助言も生かされているのかもしれない。