現在48歳の木村拓哉だが、販促効果は健在のようだ。去る4月24日に木村拓哉とアイウェアブランド・Ray-Banのコラボ商品が発売された。200本限定で、シリアルナンバー入りのスペシャルコラボということで、発売前から話題になっていた。販売経路も限定され、当日の渋谷店及びオンラインストアでは即完売となった。
「今回コラボした【アビエーター】というモデルは、木村さん自身もふだんから愛用しているモデルで、発売前にもかかわらずお客さんからの問い合わせが殺到していたそうです。発売価格は7万1500円(税込)と少々高いのですが、すでにフリマサイトなどでは20万円くらいで取引されていますので、 “転売ヤー”にとっても非常にオイシイ商品でしたね」
そう話してくれたのは、レア商品に詳しいアパレル関係者だ。続けてもらおう。
「昔から木村さんがドラマやCMで着用した洋服が話題になり、いわゆる“キムタク売れ”がアパレル業界で話題になっていました。ファンは女性ばかりだと思われがちですが、実は同年代の男性からも憧れの存在であり続けているようで、熱狂的な支持を受けています。今でも木村さんがインスタグラムでアップしたアパレルやグッズは、即完売で“転売ヤー”たちも木村さんの動向を逐一チェックしていますよ」
木村といえば、先日も自身のインスタグラムの中で〈マクドナルド×日産、GT-Rのトミカを一足先にゲットさせていただきました!今月末からハッピーセットに登場するそうです!〉とアップし一部では、転売を助長してしまうのではないかと波紋を広げていた。いずれにしても、コロナ禍で売り上げが落ちている各業界。“キムタク売れ”を懇願しているメーカーやブランドはかなり多いはずだ。