「yea !マックでテンション上げ上げです! 今日の撮影もありがとうございましたぁ!」
5月29日、自身のインスタグラムでこう綴ったのは、俳優の木村拓哉である。ネットウォッチャー曰く、
「同時にアップされた写真では、現在放送中の主演ドラマ『未来への10カウント』(テレビ朝日系)の撮影セットと思われるボクシングのリングをバックに、木村がご機嫌なポーズ。その木村に拍手を送るスタッフの姿も見られますね。もう一枚の写真では『スパイシーチキンバーガー』や『エビフィレオ』などが山積みされ、木村がCMに出演するマクドナルドの商品を大量差し入れしたことを伝えています」
一見、撮影現場はさぞかし盛り上がっているかのように見えるが、実情は厳しい。
「未来への──」は初回から平均視聴率11.8%と危うい出だしで、第3話では9.9%と、木村主演の連ドラとしては初めて二桁を切り、翌週は9.6%に下降するという瀕死状態。その後も10%スレスレの低空飛行を続けており、5月23日の「FRIDAYデジタル」では、予定から1話分カットする「打ち切り」報道(のちに当該記事は削除)まで飛び出すという、この上ない屈辱を味わっている。
ドラマ関係者が明かす。
「そんな中でも責任感の強い木村は、現場を盛り立てようと必死。今回のマクドナルド大量差し入れもその表れと思われますが、一方のスタッフは、そんなキムタクをむしろ気遣うのが精いっぱいで、テンションはダダ下がりといいます。木村は一昨年、同局の主演ドラマ『BG~身辺警護人~』でもマックの大量差し入れをしていますが、常時視聴率15%程度をキープしていた現場とは状況が真逆。なかなか効果は薄いようですね」
残された放送での起死回生はあるのか。