歌手の美川憲一といえば、1966年リリースの「柳ヶ瀬ブルース」が120万枚の大ヒットを記録すると、以後「新潟ブルース」「釧路の夜」「さそり座の女」と数々のヒットを続け、68年から7年連続で「NHK紅白歌合戦」に出演している。
そんな美川が、実は、密かにユーチューバーとしてデビューすることを模索しているようだと明かす人がいた。演歌歌手の藤あや子だ。東京カレンダーのYouTubeチャンネル〈東京カレンダー〉の6月6日付け投稿回〈演歌歌手・藤あや子が語る美川憲一の正体とは?【東カレステーション】〉投稿回でのことだ。
2017年、藤の再婚の際に、「お祝いをしてあげたい」と美川から、とある鮨屋に招かれた初の会食が2人の距離を縮めたそうで、それ以来、藤は美川と家族付き合いの仲だという。そして、美川は、後輩の意見も素直に受け入れるといった話が展開され、その流れから、つい先日には「YouTubeチャンネルを始めるように勧められてるけど、どう思う?」との相談を受けたことを明かした藤。藤は、「美川さんなら絶対いいと思いますよって」とグルメでオシャレな美川にはピッタリだと美川の、背中を押すと、「あら、そう…じゃあやってみようかしら」とまんざらでもない返答を得たのだとか…。
美川と言えば、80年代終盤に、ものまねタレントのコロッケによるものまねが世間にウケ、再ブレーク。金鳥のCMで飛び出した「もっと端っこ歩きなさいよ」のフレーズや、「おだまり」の流行語、さらには歌手の小林幸子とは紅白で豪華な衣装対決でも話題を集めたことから、当時のいきさつを懐かしく振り返るだけでも視聴者の関心を呼びそうだ。すでにYouTubeチャンネル〈コロコロコロッケ〉を開設しているコロッケとのコラボ共演が叶えば、再々ブレークもあるかも!?
(ユーチューブライター・所ひで)