ユーチューバーのヒカキンが6月23日、自身のツイッターを更新し、ファンへ不快感を与えてしまったことを謝罪している。
同日に〈メルカリに髪の毛ボールと汗染みた使用済みくつ下出品しますwww〉と題した動画を自らのYouTubeチャンネルで公開していたヒカキンは、散髪後の自身の毛髪をボール状に丸めたものや、使用済みで“汗が染みている”という靴下、マスクといった珍品をメルカリへ出品することを報告。
しかし、その出品アイテムが汚すぎるとして多くの非難コメントを集めると、しばらくして、〈本日公開したメルカリの動画ですが、汚い・不潔といったコメントを多数頂き、関係者にも相談し動画を非公開にし、今回は様々な観点から全商品の出品を中止致します〉とツイートし、〈不快に思われた方、出品を期待して下さっていた皆様、申し訳ございませんでした〉とも猛省している。
「小学生から中学生にかけて絶大な支持を集めるヒカキンの動画は、普段はあまり荒れる傾向になく、親が安心して見せられる動画として知られていましたが、今回のメルカリ出品動画には多くのブーイングが寄せられる結果に。《ユーチューバーのノリ何が面白いのかわからない》《普通にダメだろ。勘違い甚だしくなったら終わり》との意見から、《この件で1番驚いたのが、欲しいという人達が一定数いたということ。こういう信者がいるからユーチューバーは食っていけるんだろうけど、個人的には気持ち悪いとしか思えない》《イケメンだったら違う結果に》といった声まで見受けられました」(テレビ誌ライター)
ヒカキン本人が〈出品を期待してくださった皆様〉と言及したように、彼のツイッターには〈私は全然汚いとか一瞬たりとも思いませんでしたよ! むしろ欲しいからすぐメルカリ登録しましたもん〉〈俺は欲しいけどなぁ〉との返信も寄せられており、需要があればこうした供給が正当化されてしまうのもメルカリの特徴のひとつである。それが、“気持ち悪いかどうか”は各々の価値観の問題だが、今回はさすがにネガティブな意見が大半を占めてしまったようだ。
(木村慎吾)