「そのキッカケは、17年に主演を務めたミュージカル『キャバレー』。以来、キャバレーそのものに強い思い入れを持つようになった。当時、役作りのため残存する数少ないキャバレーに足を運んでいたぐらい。しかも長澤と恋人説が流れるほど親しい間柄の飲み仲間であるリリー・フランキー(57)から、昭和後期のキャバレー業界について根掘り葉掘り聞いていた。もともと彼女は『昭和の風情』が大好きで、次々とキャバレーが閉店している現状を残念がっていただけに、自ら何とかしたいと思っているようです」(芸能関係者)
確かに、長澤の「殺人的なスケジュール」は最大の難関だが、これがキャバレー副業の後押しにもなりえるという。広告代理店関係者が引き取って語る。
「芸能生活20周年にして長澤の収入はうなぎ登りなんです。あれだけ多忙なのですから当然ですが、さらなるウハウハな仕事が増えそう。『唐人街探偵 東京MISSION』が中国で大ヒットしたことで、現地での人気が沸騰。青天井のギャラで知られる中国映画業界からオファーが殺到している状況です。実際、中国の美容業界も長澤に熱視線を向けていて『中国向け化粧品』のプロモーションのオファーが相次いでいる。中でも極めてワリの良い案件が、ネットで生配信しながら商品を紹介する『ライブコマース』なんです」
今、中国で大流行中だという「ライブコマース」とは──。
「一昨年には中国トップ女優のファン・ビンビンがライブ配信開始からわずか5分で10万セットの保湿パックを完売させ、推定1000万円のギャラを得ました。長澤も参入すれば同レベルの荒稼ぎが可能だと評価されています」(広告代理店関係者)
開店資金は問題なく出せそうだが、時間だけはそう簡単に捻出できそうもない。
「来年はハードスケジュールの翌年なので長期の休養を視野に入れていたようですが、正直言って、仕事をさばききれない状態が続いている。キャバレー経営も女優業次第では」(芸能関係者)
まさに、女優としても、キャバレー経営の夢も、正念場を迎えているようなのだ。