6月29日に放送されたNHK朝ドラ「おかえりモネ」に、森田望智が気象予報士役で登場した。森田は先日配信が開始されたNetflixドラマ「全裸監督 シーズン2」にも出演しているため、ネット上がザワついたという。
「『おかえりモネ』で森田は今回、大雨災害について研究している気象予報士として登場しました。森田といえばドラマ『全裸監督2』にて、艶系ビデオ女優・黒木香役を熱演していますが、朝ドラではまったく別の表情を見せていることで、視聴者から『全然違う人に見えるのはさすが』『全裸監督の時と全然違う。凄い』と、自然と朝ドラの世界観に溶け込む演技力の高さに驚きの声があがっています」(テレビ誌記者)
そんな森田が出演するドラマ「全裸監督」シリーズは、芸能界にもファンが多く、6月29日放送のラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBS系)でも、太田光がパート2の内容を絶賛。さらに森田の演技に関しても「本当に彼女は素晴らしいと思った」と褒め称えた。
だが一方で、ドラマファンの間では、ラストシーンの出演者に厳しい声があがっているという。
「ラストでは渋谷スクランブル交差点のど真ん中で、山田孝之演じる村西とおるが、艶系女優と濃密に絡むシーンが描かれています。ですがそのシーンに、ブラックマヨネーズ・小杉竜一、ゆりやんレトリィバァ、木村祐一など、なぜか多数の吉本芸人が警官や群衆役でカメオ出演しているのです。すると視聴者から、『せっかく感動的なラストの流れだったのに吉本総出演で興ざめした』『Netflixはこういうことしないと思ってたのに…』『ドラマに馴染んでいれば吉本でもいいけど、明らかに浮いてる気が』などと否定的な感想が相次ぐことに。『全裸監督』には多くの演技派俳優が出演していることもあり、吉本芸人の出演に違和感を抱いた人も多かったようです」(前出・テレビ誌記者)
この件に関しては、6月28日放送のラジオ番組「伊集院光 深夜の馬鹿力」(TBSラジオ)で、伊集院光も触れている。彼は「全裸監督2」をおもしろいと絶賛しつつ、ラストの芸人出演に関して「あんだけ出てくるとコントの感じがしてきちゃってね。途中から『うーん』ってなっちゃったんだけど」と苦言を呈していた。
概ね好評の「全裸監督2」だが、一部の出演者に関しては不満の声もあがったようだ。