村西とおる監督の半生を描いたドラマ「全裸監督」の続編が満を持して配信された。内容も民放なら放送禁止必至の過激情交シーンのオンパレード。イイ女のベッド場面を楽しむもよし、往時のダイヤモンド女優と重ね合わせながら名場面の数々を堪能したい。
アメリカで懲役370年の判決を受け、帰国後に艶ビデオ業界で一世を風靡。パートナーの黒木香の大ブレイクで、時代の寵児となった村西とおる監督の前半生を描いたファーストシリーズから2年余り。Netflixの大ヒットドラマ「全裸監督」のシーズン2が、6月24日から公開された。海外ドラマに詳しいライターによれば、「本作の主人公で艶ビデオ業界の風雲児・村西監督役を務める山田孝之を中心に、シーズン2は宮沢りえ、草刈民代、伊原剛志ら豪華メンバーが参入。絶頂から真っ逆さまに転落する姿が描かれ、前作より勢いが増している印象です」とのことで、早くも前作超えとの呼び声が高いのも無理はない。その愛欲シーンたるや、これまで以上にゴージャスでエクセレントだ。
シーズン2は波乱の幕開けからスタートする。衆院選に「全日本ナイス党」から出馬した村西が街頭演説を行っていると、天敵である警視庁の刑事・武井道郎(リリー・フランキー)が現れ、未成年を艶ビデオに出演させたとして逮捕される。その後すぐに釈放されると、赤坂銀行融資課の本田明(吉田栄作)に衛星放送事業を紹介され、興味津々の村西は空から激艶な映像を“降らせる”ことを思いつき、走り出すのだ。
そんな中、シーズン1で村西の艶ビデオ会社「サファイア映像」のピンチを救ったカリスマ艶ビデオ女優の黒木香(森田望智)は、そのマルチな才能を発揮してテレビ出演を軸に活動していた。
その黒木との情交シーンは、いきなり1話目に訪れる。高級ホテルの一室と思われる場所で、村西の上に黒木がまたがる。彼女が主導権を握るよう積極的に腰をグラインドさせると、小ぶりながら形の良いバストが揺れ、トップはピンッと屹立。村西が荒々しく揉みしだくたびに喘ぎ声が高まり、快楽に溺れていく。村西が上になると、やおらズズズッと突き刺しながらつながると、お互いの唇を激しく求め合い、プライベート情交を堪能していく。
「黒木役の森田は、放送中のNHK朝ドラ『おかえりモネ』に気象予報士役で出演。6月29日の放送で初登場すると、黒木独特のしゃべり方ではなかったこともあり、森田だと気づかなかった視聴者が多かったんです」(芸能プロ関係者)
憑依型女優としてブレイクした森田の面目躍如といったところか。第1話では、衛星放送事業参入にあたって、放送の権利を持つ衛星通信会社「サテライト・イースト」の海野晃一(伊原剛志)との商談を進めたい意向だったが、艶ビデオ業界を軽視する海野に相手にされず、「この顔をよーく覚えておいてください」と、激しく宣戦布告。村西の形相には鬼気迫るものがあった。