8月2日、約3年ぶりにファン待望の「西村京太郎サスペンス鉄道捜査官」(テレビ朝日系)が放送され、話題になっている。話題の中心は警視庁鉄道捜査隊のメンバーだ。
「久しぶりの放送だからでしょうか、メンバーが大幅に変わりました。金子昇が演じていた立花広太郎、大塚千弘の内海早苗がいなくなり、かわりに本田大輔が演じる品川福太朗刑事が新たに加わりました。『鉄道捜査官』シリーズは特に告知もなくメンバーが変わることがこれまでにもありました。ただ、2人もいなくなるのは初めてです」(テレビ誌ライター)
立花は鉄道マニアという設定で、劇中に登場する列車の解説を担当していた。彼がいなくなることで物語がスムーズに進むのか心配する声もあったが、その役割は長谷川朝晴演じる望月春樹と、品川が引き継いだ。秩父鉄道パレオエクスプレスの解説をこなしている。
さらにメンバーだけでなく、鉄道捜査隊の事務所も一新。メンバーが減ったのにあわせて以前よりも小さくなったが、少しおしゃれなインテリアに変わっていた。
「いろいろと新しくなったのは鉄道捜査隊に変化が生まれるからではないか、新しい展開が見られるのではないかと期待が高まっています。今回、沢口靖子演じる花村乃里子が、捜査を兼ねて婚活ツアーに参加する場面がありました。恋が生まれるということはありませんでしたが、今後、花村に恋の話が出てくるかもしれません」(前出・テレビ誌ライター)
花村は刑事と結婚したが、結婚からわずか1年で夫が殉職。以降は独り身を貫いているという設定。恋の話になれば盛り上がるのは言うまでもない。今後の放送が楽しみである。