最新作の登場が長く待たれていた沢口靖子主演のドラマ「鉄道捜査官」(テレビ朝日系)が8月2日、ついに放送されることが発表された。
同シリーズは鉄道捜査隊の花村乃里子を主人公とした刑事ドラマで、原作は西村京太郎氏。2000年から放送が始まり、今作はシリーズ20周年の集大成になるという。最後に放送されたのは18年5月。約3年ぶりの放送に番組のファンは大喜びだ。
「鉄道捜査官は同じ西村京太郎氏原作の『十津川警部シリーズ』と並んで、『土曜ワイド劇場』(テレ朝系)の看板シリーズでした。年に1度のペースで放送されてきたのですが、18年を最後に新作が登場しませんでした。沢口が同じテレ朝の『科捜研の女』で忙しく、鉄道捜査官を撮る余裕がなかったからだと言われています。科捜研の女が終了し、やっと鉄道捜査官に取りかかることができたのでしょう」(テレビ誌ライター)
待望の新作は埼玉県を走る「秩父鉄道」が舞台になるという。秩父鉄道はSL列車を運行していて、ドラマにも登場するようだ。
「秩父鉄道のSL列車は十津川警部シリーズの第60作にも登場しました。この時はSL列車の車窓から撮ったビデオがアリバイになるという展開で、それがウソであることを見破れるかどうかが事件のカギを握りました。結果、ビデオは翌日に撮影されていたという斬新なアリバイでした(笑)。今作はどうなるのか楽しみです」(前出・テレビ誌ライター)
沢口靖子演じる花村乃里子の「手腕」に注目したい。