お笑い芸人・ケンドーコバヤシがレギュラー出演している「にけつッ!!」(読売テレビ) の8月24日深夜放送で、移動の新幹線で“グリーン車”に乗れるよう、吉本興業と交渉したときのエピソードを披露した。
共演の千原ジュニアが、吉本の場合は「M-1」「キングオブコント」で優勝した芸人は翌日からグリーン車に乗れるのに、「キングオブコント2016」で優勝したお笑いコンビ・ライスだけはグリーン車に変わっていないと暴露。会社からは「もうちょっと様子を見させてくれ」と言われていると明かした。
そこでジュニアは、自身のYouTubeチャンネルのカメラを回して、ライスの関町知弘と一緒に会社に交渉に行く計画を持っていると告白。ケンコバは「大変ですよ、グリーンにするのは。僕もグリーンになったときにひと悶着ありましたもん」と語った。
「ほんま吉本は商売人やなと思いました」と振り返るケンコバ。移動が大変な時期に「(尿路)結石」になり、移動が最もストレスがかかる上に同世代の芸人も多くがグリーン車になっていたため、会社にグリーンにしてくれと言いに行ったという。
すでに自腹で何カ月かグリーンに乗っていたケンコバに対し、会社側は「ああ、惜しい!」 という口ぶりで、「もうすぐお前のギャラをちょっと上げようと思っていた。でもグリーンのことは考えていなかったから、上げる分がグリーンに行くで。それでええか?」と言ったとか。
グリーン代を自分で払うのもイヤだと考えたケンコバは「わかりました。ギャラ据え置きでグリーンお願いします」と答えると、会社側はすぐさま「よっしゃ!」と承諾したという。
ケンコバはジュニアに「ひと悶着あると思いますよ」と心配していたが、 さすがは吉本というところか。
(鈴木十朗)