お笑いコンビ・アンタッチャブルといえば、山崎弘也の、どこか無責任とも思える自由奔放なボケが炸裂。するとそれを余すところなく突っ込み切る相方・柴田英嗣とのコンビネーションがみごとで、2004年の「M‐1グランプリ」で優勝を果たした。中川家、ますだおかだ、フットボールアワーに続く、第4代チャンピオンに輝いた実力は、まさに折り紙付きだ。
そんな山崎の意外な一面について語られる動画があった。バラエティ番組「ゴッドタン」「青春高校3年C組」などのプロデューサーを務めた元テレビ東京社員で、現在はフリーでテレビプロデュースや演出などを手掛ける佐久間宣行氏のYouTubeチャンネル〈佐久間宣行のNOBROCK TV〉に、タレントの若槻千夏が出演した回である。若槻は、デビュー当時に共演歴の多かったザキヤマこと山崎の名を挙げ、彼らしからぬ意外な過去エピソードを明かした。
同チャンネルの8月11日付け投稿回〈【トーク】若槻千夏がハマらなかったMCとは?〉がその動画だが、若槻いわく、ゴリゴリのブランドの長財布を持っていた、今から20年ほど前に話は遡る。この若槻のスタイルに山崎が「千夏ちゃん、それって、やめたほうがいいと思うよ」とアドバイスしたのだそうだ。
「外見が派手だから、意外と、この子、お財布地味なんだっていうギャップを作って行かないとって…めちゃめちゃ親みたいに注意されて!」と当時を思い出したかのように感情たっぷりに続けた若槻。
これに佐久間氏は、「チーフマネージャーじゃん!」と手を叩いて同調したのだった。
「MCもできて、ロケもできる」と、若槻から称賛された山崎。自身のプロデュース力にも長けているであろう山崎が聞けば、「あざーす!」と彼らしく愛嬌たっぷりに返すのか、それも一段上行くボケを見せるか…一度、同チャンネルにご登場いただき、このクダリを振り返ってもらいたいものだ。
(ユーチューブライター・所ひで)