10月14日に最新シリーズの再始動が迫る「ドクターX」(テレビ朝日系)。その初回に岡田将生がゲスト出演することが決まった。芸能デスクが説明する。
「こうしたシリーズドラマでは、ゲスト俳優によって視聴率が大きく上下することが多い。その意味では映画『ドライブ・マイ・カー』がカンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞するなど注目の岡田のゲストは願ったり叶ったりでしょう。米倉との共演は『交渉人』(テレ朝系)以来13年ぶり。当時10代の岡田は“まーくん”と呼ばれて米倉に可愛がられていましたね」
いまや日本を代表とする役者に大きく成長した岡田の出演は米倉にとってこれ以上ない援軍になりそうだ。今回も「視聴率女王・大門未知子」に向かうところ敵なしか?
ところが、さるテレビ朝日関係者はこう話す。
「それがそうでもないようですよ。実は、収録前にひと悶着あったようです。局と米倉サイドで問題になったのはギャラに関してらしい。実は、米倉さんは前回の『シーズン6』に出演する際、ギャラを大幅アップしてしまった。一説には1本当たり500万という最高額だったそうです」
しかし、昨今のドラマでは制作費が削られ、人気の「ドクターX」もその煽りを受けているという。しかも、局との交渉にあたるのは、昨年4月に個人事務所を立ち上げた社長・米倉自身だという。「社長」として難しい交渉にあたったという。
「ギャラが大幅ダウンしたとなれば、女優にとっては落ち目というイメージがついてしまう。そのため女優がダウン提示を飲むことはあまり得策ではない。そういう意味で、社長兼女優という二刀流で臨んでいる米倉の手腕に注目が集まっていたんです。しかし、社長・米倉は天才女医のようにいかなかったようで、あまりに雑務が多く、本人は“もうできませーん”とばかりに四苦八苦しているとか。結局、ギャラはやや下げる決断となったようです」(前出・テレ朝関係者)
気の強いやり手の女社長、なんて役は実に似合いそうなのだが…。