現在、コメンテーター、タレントとして活躍している杉村太蔵だが、元は周知のように政治家だった。2005年9月11日の第44回衆議院議員総選挙において、比例南関東ブロック35位で出馬して、当選。同ブロックの候補者の多くが小選挙区で次々に当選し、順位が繰り上がったことによるもので、“ラッキーマン”のイメージは国民に浸透していることだろう…。
その杉村が、芸能リポーター・井上公造氏のYouTubeチャンネル〈井上公造チャンネル〉に出演。国政復帰の可能性について言及した。
10月23日付け〈杉村太蔵「もう国会議員には戻らない」その納得の理由とは!?【国政復帰の可能性】〉とタイトルをつけた投稿回をによれば、杉村氏は、人に興味がなく、「自分ファースト」だと語る杉村。この日本国に満足していることから「『現状維持!』って言うんなら良いけど、それもまたね…。『日本を変えない!』って言うのも聞いたことないでしょ?」と独自のキャッチコピーを展開し、スタジオの笑いを誘った。
また、講演の需要があるようで、「太蔵さんくらいだと1本140から150万円くらい?」と井上氏が訊ねると、「なかなかのところついてきますね、さすがですね」と目を見開いた杉村。テレビも含め、タレント活動の実入りは良いようだが、国政復帰の可能性を匂わせないとタレントとしての需要はなくなることを自覚しており、しかしながら、「『必ず再び国政に立つ!』…ただそう言った瞬間に、テレビ出られなくなるんですよ、電波法の関係で…」といった事情から、「微妙な経営戦略なんです」とスタジオを沸かせたものだ。
水を得た魚のように、実に活き活きとした、杉村のメリハリのある会話術は、テレビの世界に向いていることは間違いないが、政治家としても…!?
(ユーチューブライター・所ひで)