「芸能人ならわかって当然の二者択一の問題…」毎年、正月放送の人気クイズバラエティ番組「芸能人格付けチェック」(テレビ朝日系)の耳慣れたナレーションの一文である。
ナレーターは木村匡也(きむらきょうや)氏(2005年正月から)。他にも、バラエティ番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)、クイズバラエティ番組「クイズ$ミリオネア」(フジ系)、料理バラエティ番組「どっちの料理ショー」(日本テレビ系)など数多くの人気番組のナレーションを担当。テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」(フジ系)で長年にわたりナレーションを担当してきたキートン山田氏にかわり、4月4日放送分から引き継いだことでも有名だ。
そんな木村氏が、芸能リポーター・井上公造氏のYouTubeチャンネル〈井上公造チャンネル〉に出演。ナレーションデビューのバラエティ番組「進め!電波少年」(日テレ系)の、気になるギャラについて言及した。
3月19日付で〈GACKTの格付けは本当?伝説のナレーター木村匡也さんが明かす名番組の舞台裏!〉と題した投稿回の中、「それなりにギャラも良かったんですか?」と井上氏が質問。これに木村氏は、「『電波少年』は良かったと思いますね」と返答。30分番組であれば数万円が相場のところ、「2ケタのかなり良い額を頂いてたんで」と木村氏。3カ月に1度の特番では3ケタに手が届くことも1度あったそうで、「すごいな~!間違いなく松村君のギャラより高いでしょ?」と、当時、体を張って出演していたお笑いタレントの松村邦洋を引き合いに出し、井上氏が笑いを誘う一幕もあった。
もちろん木村氏の境地に到達するのは至難の業だが、声の仕事が出演者のギャラを上回ることもあるのだと、夢のある話が拝聴できた。
(ユーチューブライター・所ひで)