昨年4月にテレビ東京を退社したフリーアナ・鷲見玲奈の勢いが止まらない。
独立直後に出演した「今夜くらべてみました」(日本テレビ系)では「まったく仕事がない」「30歳のニートです」と不安を口にしていた彼女だが、次第に「NGナシ」を公言する大胆キャラが話題に。
9月10日放送の「新しいカギ」(フジテレビ系)ではコント内でキスを披露し視聴者の度肝を抜いた。
いまやテレビで見ない日が珍しいほど、バラエティ番組の常連になった彼女。
テレビ関係者は「田中みな実と並ぶほどの“視聴率が取れるフリーアナ”ですよ。美貌によって男性人気が高いだけでなく、女性視聴者にとっても『言動が気になってしかたない存在』になっているんです」と指摘する。
そんな彼女は女優業にも挑戦。11月4日放送の「ドクターX ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系)に出演し、野心あふれる女優役を熱演したのだが─。
「率直な話、今回の役柄では出なかったほうがよかったのかもしれません」と同関係者。
なぜなのか。
「『ドクターX』のファンから『大女優である米倉涼子の作品に“女優役”で出るとはおこがましい』と厳しい意見が相次いでいるんです。彼女は女優歴としては、今年1月に『アプリで恋する20の条件』があるだけ。もうちょっと彼女に演技経験があればファンの見方も違ったのでしょうが…」(前出・テレビ関係者)
もしかしたら、そんなツッコミも話題性のうち、ということで制作サイドは批判が出るのも織り込み済みのキャスティングなのかも。いずれにせよ鷲見には少々気の毒な話だが、ともあれ、ここは、女優・鷲見玲奈の「さらなる飛躍」に期待したい。
(山倉卓)