今や飛ぶ鳥を落とす勢いでバラエティー番組やグラビアに引っ張りだこだが、今年1月にスペシャルドラマ「アプリで恋する20の条件」(日本テレビ系)に出演。アナウンサー役以外で初めての女優デビューを飾った。
「年下男を思わせぶりな態度で振り回すミステリアスな女性を演じるということで、セリフの行間や艶っぽい歩き方、キュンとさせる微笑みなど、役作りにこだわっていました」(日テレ関係者)
話題になったキスシーンも一発勝負で堂々としたもので、唇が重なってからは積極的にリードしているように見えるほどだった。
女優業に一歩を踏み出したことで、Gカップのハートに火がついたようだ。今年2月末に開催された「第32回マイナビ 東京ガールズコレクション」でMCに起用された際、今後の女優業への進出を聞かれて、
「演技のお仕事が来るようなことがあればやってみたいなと思っています。意地悪な役とか、誰かをいじめる役とかやってみたいですね」
と挑戦する意欲を明かしている。これがどうも単なるリップサービスではないようで、
「テレ東時代から映画鑑賞を趣味にしていましたが、ドラマに出演して以降、他のドラマ作品を見て演技の勉強を始めています。また、祖母が詩吟の先生だったことで子供の頃から習い、アナウンサーになってからも、普段の会話で腹式呼吸ができるようにトレーニングを積んでいたので、今後の演技に生かされるのではないでしょうか」(芸能記者)
フリーアナから女優にシフトチェンジとなれば、先を歩いているのは田中みな実だ。すでに昨年8月、宮根誠司や羽鳥慎一が所属する「テイクオフ」から、広末涼子や戸田恵梨香が所属する「フラーム」に移籍し、着々と足場を固めているかに見える。そんな中、業界内で水を差す情報が飛び込んできた。芸能プロ関係者が声を潜めて言う。
「今のところぶっちゃけ発言で目立つなど、鷲見はバラエティー番組で露出を増やしていますが、思ったほど弾けているとも言えない。所属するセント・フォースの先輩の川田裕美(37)や新井恵理那(31)のように番組を仕切れるわけでもないので、MCの仕事もなかなか入ってこない。所属事務所は有望株が多いので、鷲見の女優志向が強ければ、今後は移籍もあるのではないかとみられています」
年内に発売とも言われる「暴露本」を置き土産に本格的に女優を目指し、新境地を開拓することも現実味を帯びてくる。その弾けた動向に注目である。