来年、2月4日から開催予定の「北京オリンピック2022」。注目は何と言っても、フィギュアスケート男子シングル・羽生結弦だろう。ケガにより、今季のグランプリシリーズを2大会連続で欠場して五輪に臨むことになるが、2014年ソチ、18年平昌に続く、3連覇がかかっている。
2歳の頃から喘息を患っていたという羽生は、その持病を克服するためにスケートを始めたとされているが、どうやら幼少時から様々な面での才能の持ち主だったようだ。
そんな羽生の素顔について触れているのは、元フジテレビアナウンサーで現在はフリーアナの田中大貴のYouTubeチャンネル〈田中大貴アスリートチャンネル【アスチャン!】〉の、11月8日付け投稿回。12年の世界選手権にペアで出場して銅メダルに輝いた実績を持つ、元女子フィギュアスケート選手の高橋成美氏が出演し、羽生と初めて会った、高橋氏が小学4年生、羽生が小学2年生当時のことをこう振り返ったのだ。
「昔は影響されやすい子だなっていうイメージがあって…」と高橋氏。06年のトリノ五輪で金メダルに輝いた、ロシア出身の男子フィギュアスケーター、エフゲニー・プルシェンコ氏の演技をテレビで観ては、マネをする子だったそうなのだが、そのクオリティは高く、「いつの間にか、マネを超えた人になっちゃったっていう感じです」と評した。
当時、同じ子供から見て、羽生がここまで成長するとは思いもしなかったと振り返る高橋氏。だが、羽生を小学2年生から指導した都築章一郎コーチの目にはすでにその才能が見えていたようで、高橋氏は、羽生を見習うよう指導を受けていたといった過去も明かしている。
なお、高橋氏いわく、羽生が幼少時代にマネをしていたのはフィギュアのみならず、お笑い番組を観た後にも行われており、そのマネのクオリティも高かったようだ。
いつか同チャンネルに羽生をゲストに招いていただいて、その“ワザ”も披露いただけないだろうか。
(ユーチューブライター・所ひで)