長らく「餃子の町」として知名度を高めていた、栃木県宇都宮市、だが、2月8日に総務省統計局が発表した2021年の家計調査によると、1世帯当たりの年間購入額は3129円で3位となり、2位は3728円で静岡県浜松市。そして初の1位に輝いたのは4184円の宮崎県宮崎市だった。
謎かけの名手でお笑い芸人のねづっちのYouTubeチャンネル〈ねづっちチャンネル〉の、2月10日付け〈餃子購入額1位は宮崎市〉を観ると、この順位について触れて、こう謎かけを連打していた。
「(宮崎市が)あの浜松、宇都宮を抜いて1位になったというね。凄いね、いきなりパッと羽ばたいたんだね…そりゃ羽ばたくか、餃子には羽根がついてるから…」
「浜松、宇都宮の人どう思ってんですかね?『いいな~、宮崎。ちょっと嫉妬しちゃう』みたいなね。餃子だけに妬いちゃう(焼いちゃう)なんてね…」
「各店舗、各家でもね、こんな餃子作ってみようってアイデア出してやってんでしょうね。そりゃアイデア出しますよ、餃子ですから、そこにいろんなアン(餡、案)があるでしょう…」
軽快にキメてみせたねづっちだが、この動画を観た視聴者も負けてはいなかった。コメント欄には、謎かけ作品が続々で、〈宮崎は浜松宇都宮からいろんなこと学んだでしょうね、だってきゅうしゅう(吸収、九州)したって。〉〈首位陥落を無視(蒸し)したり、焼きもち焼いたり、無かったことと水に流したり出来ないでしょうね。首位奪回の手立てを、打つのみや(宇都宮)!〉
さらにこんな作品も。
〈羽が生える餃子の王座を譲る(結弦)結果になったのね…涙〉
北京五輪の男子フィギュアスケートで、前回、前々回と2大会連続で金メダルに輝いた羽生結弦の4位という結果を受けたタイムリー、かつおみごとな謎かけであろう。
宇都宮と羽生、ともに「王者」である両者がふたたび輝きを取り戻す日は来るか。
(ユーチューブライター・所ひで)