「せーの、」と言った後に男性のシンボルを意味する三文字言葉が、NHK局内に響き渡った。
司会を務めていた和久田麻由子アナ(33)は絶句。その場にいた担当プロデューサーは、
「本番じゃなくてよかった」と、胸を撫でおろした。
これは11月19日に行われた「第72回NHK紅白歌合戦」の出場者発表会で、初出場のガールズグループ・BiSHが起こした「暴走アクシデント」だ。スポーツ紙芸能記者が振り返る。
「メンバーのセントチヒロ・チッチ(28)が、『私たちの気合いを見てほしい』と、円陣を組んで放送禁止用語を絶叫。番組公式ツイッターにはBiSHの会見動画がアップされていますが、このシーンだけが不自然な形でカットされています」
NHKをハラハラさせるBiSHとは──。
「15年にインディーズでデビューした6人組アイドルグループ。ちなみにグループ名の『SH』はshit、すなわち”大きいほうの便”を意味する。『楽器を持たないパンクバンド』を謳い、従来のアイドルとはかけ離れた過激なパフォーマンスが話題を集め、ライブチケットは即完売するほどの人気」(アイドル誌編集者)
今もマネジメントを手掛ける生みの親が、音楽プロダクション「WACK」の渡辺淳之介代表。19年には社是を公募し、採用したのが、これまた、“男性のシンボルを表す3文字言葉”を口に出して言える世の中を、といった意味のフレーズで、タブーなきPR戦略で知られているが、
「今年10月には既婚者である渡辺氏が、BiSHとの縁もあるアイドルグループのメンバーと不貞関係にあったことが発覚。この報道で一時はBiSHの紅白出場が危ぶまれました」(前出・アイドル誌編集者)
この親にしてこの子あり!?「FM FUJI」でレギュラーを務めるラジオ番組は下ネタのオンパレードだ。セントチヒロ・チッチがリスナーの報告メールに応えて、男性のイチモツについて、その名称を口にしながら、
「皮が剥けちゃったんでしょ」
と、禁断ワードを放り込めば、メインボーカルのアイナ・ジ・エンドは、「男性の女性初体験」について、「清掃員」(※ファンの総称)の「8割はたぶん」としたうえで、「初めて(の経験)は」性サービス店であると断言。
発言以上に警戒すべきは衣装だ。冒頭の発表会で着ていたのは紅白ツートンカラーのスーツ。肌見せは控えめだが、その奇抜なデザインは、膝上から巨大なイチモツがそり立っているような印象を与える。
芸能評論家の佐々木博之氏によれば、「本番でさらに過激な衣装を用意してくる可能性はあります」という。しかし、06年に出場したDJ OZMAがバックダンサーに“バストが全見えになっているようなボディースーツ”を着せて苦情が殺到し、その後、出禁になったということから、「BiSHも気をつけてほしいですね」と佐々木氏は警鐘を鳴らすのだ。
この他にも、LiSA、PORINなど計5名の紅白歌手の下半身事情を、12月7日発売の「週刊アサヒ芸能」12月16日号でさらなる詳細を伝えている。