高橋英樹主演のドラマ「再雇用警察官3」(テレビ東京系)が12月13日に放送され、評判になっている。ドラマそのものの面白さはもちろんのこと、高橋ファンなら思わずニヤリとしてしまうシーンがあったからだ。
同ドラマは前回の第2話でも高橋ファン大喜びのシーンがあった。容疑者のアリバイについて仲間と議論する場面で、高橋演じる安治川信繁が新幹線の時刻表に詳しいことが明らかに。これが「西村京太郎トラベルミステリー 十津川警部」(テレビ朝日系)のリスペクトではないかと指摘された。局が違うのにもかかわらず、このようなネタを盛り込んだ「再雇用警察官」のスタッフには称賛の声が上がり、今回もまた同様のシーンがあるのではないかと期待されていた。
そしてそれは裏切られなかった。安治川が容疑者に無断で接触をしていたことが明らかになり、佐久山刑事(林泰文)がそれを責めるシーンでのこと。安治川に対して解雇をチラつかせた佐久山に、渡辺刑事(佐藤正浩)が「お年寄り(安治川のこと)の職を奪うって後味悪すぎませんか」とフォロー。すると佐久山刑事は「あれれれれ?最近ちょくちょく話したり、肩持ったりして、お前(渡辺刑事)は再雇用(安治川)の付き人か?まあいい今回は目をつぶってやる」と話したのだが、
「実は渡辺刑事を演じる佐藤正浩は、本当に高橋英樹の付き人をしているんです。高橋ファンの間では有名です。それをドラマにうまく盛り込んだんですね。ちなみに佐藤は過去の『再雇用警察官』にも出演していますし、『十津川警部』にも刑事役で出ています」(テレビ誌ライター)
次回作でも高橋英樹ファンがニヤリとしてしまうネタが盛り込まれるのを期待したい。