その毒舌ぶりが波紋を広げ、空回りする場面も目立つようになっていたが、尾谷氏が続ける。
「番組内でボロがあまりにたくさん出てくることからもわかるように、演出でもなんでもなく、あれこそが彼女の本質なのでしょう。先輩の男性タレントへのいやらしいまでの立ち回りだったり、歯に衣着せぬ発言は持って生まれたものなんです」
全てが計算ではなく“ナチュラル・ボーン・自由気まま”と考えれば、原氏や人気MCでもある関ジャニ∞の村上信五といった、地位や経済力のある年上男性との交際遍歴や度重なる炎上発言にも合点がいく。
「いつの間にか何をやっても叩かれる立場となりましたが、ある意味、このポジションは彼女特有で、他に誰も見当たらない。アラサーの女性でキレイでかわいく、男性司会者にはあざとく接しながら“数字”も持っている。男性共演者が彼女に恋愛のことをツッコむのもOKだし、ネット上には、まるでフェラチオのように卵をむさぼる動画もあります。共演のさまぁ~ずの三村マサカズから露骨に下ネタを振られても、きちんと対応して聞き役になる。素でそれができるのだから、天才ですよ」(尾谷氏)
自身が攻撃的に攻めているばかりではなく、自身が攻められることにもタブーはない。
こうして大手事務所のホリプロでも、深田恭子や綾瀬はるか、石原さとみの女優陣“三人娘”とは一線を画す稀有な“いじられゲスキャラ”を武器として、芸能界で不動の地位を築いたのである。
アンチがいるほど人気もあるとはいえ、彼女の場合は単なる色物ではない。当然ながら、抜群のルックスがタレント生命の下支えとなっているのだ。
「彼女を語る上で魅惑のボディは外せないでしょう。81センチでEカップという数字は見たことがない。普通、Eカップは85~86センチの領域であり、どれだけくびれているのかという話ですよ。だから『バチェラー・ジャパン』で『太っている人がいない。偉いな~!』なんて何も考えずに言えてしまうんでしょう。億万長者との結婚という安全地帯に逃げ込まなかった分、ボディの露出を増やす新たなステージに進んでもらいたいものです」(尾谷氏)
炎上も何のその。意に介さず、天真爛漫にペラペラとしゃべり続けるこじるりはやはり、唯一無二の存在なのだろう。