続いては、義時の実姉で後に頼朝の妻に納まる北条政子役の小池栄子(41)。政子は京都育ちの雅なシティボーイ・頼朝に一目ぼれし、露骨なアピールを繰り出していく。
「いまだにグラビア界を席巻した豊満バストなボディは健在です。作中でも頼朝に露骨にアピールする様子が面白おかしく描写されていましたが、質素な着物でもちょっと体をクネクネしてシナを作ると、ボディラインが強調されていましたね。誘うような目線も艶っぽかったです」(平田氏)
史実では、政子は頼朝の死後、実子の源実朝が3代将軍になった際に、後見人として女性ながら政治に参画する「猛女」の象徴として扱われている。だが、平田氏はこうも続けるのだ。
「小池は性格がキツいイメージのある女優ですが、私生活ではドMを公言しています。SMの世界では、本職の女王様は『Mを知らなければ本当のSにはなれない』というのが定説。相手の求めることを真に理解しなければいい女王様にはなれない、ということだそうです。小池の場合もMであるがゆえ、逆説的にゾクゾクするような『ドS政子』を演じてくれそうな予感がします」
これこそがギャップ萌え! そのケのある読者諸兄は、小池の変貌を正座して待機すべし。