テレビ各局の「No.1アイドル枠」の顔ぶれが、一気に変わりそうだ。きっかけはフジテレビの久慈暁子アナの電撃退社。将来を嘱望されていた人気アナの座が「空位」になったことで、下剋上バトルが勃発。その影響が全体に波及しているというのだ。震撼する「女の園」の仰天事情に迫る!
今、テレビ各局で美女アナによる怒濤の「下剋上バトル」が勃発している。その震源地は、フジテレビだ。16年に退社した加藤綾子(36)の後任として、アイドルアナの座に君臨していた“クジパン”こと久慈暁子アナ(27)の今春退社が引き金となり、若手の「アイドルポジション争奪戦」がヒートアップしているのだ。フジテレビ関係者が明かす。
「これまで久慈アナが独占してきたアイドルアナ的立ち位置の後釜を、男性人気の高い渡邊渚アナ(24)と竹俣紅アナ(23)が虎視眈々と狙っているんです。実際に両者とも、久慈アナが務めている『めざましどようび』MC就任への意欲をアナウンス部の関係者に漏らしています。昨年12月には渡邊アナが『ワキ毛が生えないのが悩みなんです』とアシスタント出演する『ワイドナショー』で赤裸々に告白していますが、単なるアドリブかと思いきや、本人の計算ずくと社内ではもっぱらなんです。なにしろ、番組内での両者のキャラアピールも過熱する一方ですからね」
このバトルは番組内にとどまらない。番組の宣伝を兼ねた自身のインスタグラムでも、女子アナらしからぬ「ぶりっ子画像」を競うようにアップしているのだ。背景には、今やSNSの活用が人気獲得に欠かせなくなっている社内事情がより拍車をかけている事実があった。フジ関係者が続ける。
「肉感的なボディで男性人気の高い渡邊アナと、スレンダーで女子力の高い竹俣アナはタイプこそ違いますが、2人ともアイドル的資質を十分すぎるほど持っている。果たしてどちらがフジのNo.1アイドルアナにふさわしいか、局内でも渡邊派と竹俣派に二分される議論に発展しているほど。『めざましどようび』は、平日の『めざましテレビ』のメインMCに抜擢されるための、いわば登龍門的な番組。ここで人気が出ないと、メインMCに選ばれる可能性はゼロに等しい。それだけに、スタッフもどちらが抜け出すか注目している。あわよくばお近づきになりたいというスタッフの下心も見え隠れしますが(笑)」
近年、女子アナバトルとは無縁だったフジは波乱必至の様相だ。
王道をひた走るNHKでは「ツートップの離脱」に端を発し、現職会長をも巻き込んだ「新時代エース」争いが繰り広げられていた。NHK職員が声を潜めて明かすには、
「昨年は和久田麻由子アナ(33)が東京五輪、パラリンピック、紅白歌合戦とフル回転の一年でしたが、上層部を中心に局内では『ひとりのアナに負担をかけすぎるのはよくない』『次世代を見据えたキャスティングが必要』だとして『和久田頼み』に否定的な声も少なくないんです。実は和久田アナには、ニューヨークに単身赴任していた商社勤務の夫が昨年帰国したという情報があり、『22年内の産休入りが既定路線』との話も聞こえてくる。昨年末からは視聴者の間でも『和久田アナのお腹が大きくなっている』という妊娠説が噂に拍車をかけました。実際には妊娠こそしていませんでしたが、周囲は次の候補を抜擢する局面を今から想定しています」
さらに、ここ数年にわたり和久田アナとエースの座を争ってきたライバル・桑子真帆アナ(34)は第一線から退く状況に陥った。
「もともとは出世願望が人一倍強かったのですが、昨年9月に俳優・小澤征悦(47)と再婚してからは、人が変わったように『ギラギラした部分』がすっぽりと抜けてしまった。このところ、夫の小澤は夫婦生活でのノロケ話を民放バラエティーでの定番ネタにしているのですが、これを彼女が黙認していることからも、自身がNHKでのエース争いから降りたと判断できます」(NHK職員)