2月3日、休養中の歌姫・宇多田ヒカルが再婚することを正式に発表した。お相手はイタリア人男性で、ロンドンのホテルのバーテンダーをしている一般男性だという。宇多田は、公式サイトの中で新しい結婚相手について、「相手の男性は根が誠実で多くの友人に愛される好青年です。ご家族は、漫画に出てきそうな明るくにぎやかな大家族」だと語っている。
2010年、これ以上進化するためには、「アーティスト活動をやめて、人間活動に専念しようと思います」と宣言してから、早4年近くの年月が流れている。彼女の心境に一体どんな変化が現れたのか。
「15歳でデビュー以来、父親の照實さんの思惑通りに楽曲も作られてきました。09年の頃から日本画家の福田天人氏と交際するようになり、彼や彼の家族の影響でエコやロハスに目覚め、もう頑張んなくていいやという気持ちになったのが、あの休養宣言でした。その前に自分ひとりで楽曲を作るようになり、大きな壁にぶつかったことも要因のひとつでしょうね」(音楽関係者)
その福田天人氏とも別れ、今度は正真正銘の一般男性と結婚した宇多田だが、音楽業界からは、宇多田の復帰を心配する声も上がっている。
「元々、父の照實氏にプロデュースされてきたからこそ、宇多田ヒカルの大ブレイクがあった。彼女自身に音楽的な才能があるとは思えない。このまま一般男性と普通の暮らしを楽しんでいたら、宇多田は本当にただの人になってしまうかもしれない」(前出・音楽関係者)
それは音楽業界にとってもファンにとっても大きな損失ではあるが、本人が幸せであるのなら、それはそれで温かく見守るしかないかもしれない。