4月から始まるNHK朝ドラ「とと姉ちゃん」の主題歌を宇多田ヒカルが歌うことが決定。主役を演じる高畑充希も、ツイッターで喜びを語るなど、久々の復帰に様々な期待が寄せられている。
「宇多田ファンでカラオケでもよく歌う高畑も『すごいこと、すごいこと、聞いた時はアゴが外れるかと思いました』と喜びを露わにしていました。宇多田本人もツイッターで、『今、ちょうど曲の真ん中辺りの歌詞残り一行を絞り出そうとしているところ』と発言していますから、朝ドラでの復帰は間違いありません。アルバムのレコーディングも進められ、初夏にはリリースされるのではないかという噂も出ています」(スポーツ紙デスク)
宇多田は2010年8月に音楽活動を休止、もし本格復帰となれば、およそ6年ぶりとなる。なぜ、このタイミングでの復帰となったのか。
「2013年に母・藤圭子さんが自ら飛び降りて亡くなった時には、本人も相当ショックを受けたようです。翌年のイタリア人バーテンダーとのスピード婚も、寂しさを紛らわすためではないかと言われました。昨年7月に男の子が生まれて以来、音楽活動へのモチベーションが再び高まってきたようですね」(前出・スポーツ紙デスク)
気になるのが、絶縁状態にあると言われた父・照實氏との関係である。音楽関係者がこう明かす。
「今回の宇多田の復帰は、照實氏が窓口となっているようです。何でもかんでも口を挟んできた照實氏に対して怒りを露わにしていた頃を思えば考えられません。藤さんが亡くなって3年になりますし、宇多田に子供が生まれたことで、関係が劇的に改善されたのではないでしょうか」
しかしその一方で、復帰はそう簡単じゃないとの声も聞こえてくる。
「活動休止は、色んな意味で音楽的な行き詰まりから決断したこと。当時のスタッフなしに果たして復帰が成功につながるかどうか、微妙なところです。失敗できない崖っぷちだからこそ、絶縁関係にあった父・照實氏に助けを求めたとも考えられますね」(前出・音楽関係者)
果たして、このタイミングの活動再開は吉と出るか、凶と出るか?