もっとも、同僚たちも「和久田アナのプライベートは我々も知りようがない」と雲を掴むようだと語る。
「昨年の夏にアメリカ赴任していた商社勤務の夫が帰国したと言われ、番組スタッフからも『妊活中のはず』と目されてはいます。とはいえ、彼女自身がプライベートについては周囲に一切話さないんですよ」
同局では和久田アナの子作りは「絶対に表立って触れてはいけないタブー」とまで言うのだ。
「冗談でも『子作りのために番組を降りたんでしょ』と口にしようものなら、局内で吊るし上げを食らいますよ。仮にそのうち彼女が出産するとしても、昨今の個人情報を守る流れから、NHKが『あえて世間に公表しない可能性』も指摘されています」(NHK関係者)
そんな和久田アナには、商魂たくましい業界筋から熱視線が注がれている。「レギュラー番組ゼロ」が判明して以降、大手芸能事務所が「和久田アナに独立の意向はあるのか」とNHK内部に探りを入れてきているという。
「現時点で辞める動きは聞きませんが、彼女本人に直接、大手事務所や民放キー局から『退所工作』が行われたらどうなるか。和久田アナは真面目そうな雰囲気とは対照的に、実は相当ミーハーな性格なのでコロッとやられるかもしれませんよ」(芸能プロ関係者)
テレビ画面に登場しなくても注目を浴び続けるのは間違いない。
その一方で、驚異的なスピード出世を果たしたのは、4月から「ニュースウオッチ9」の新MCに就任する山内泉アナ(27)だ。彼女を知るNHKの制作スタッフが語る。
「まさか東京に配属されて2年目に『ウオッチ9』に抜擢されるとは、放送史上に残るシンデレラストーリーですよ。『おはよう日本』『ニュース7』『ニュースウオッチ9』『クローズアップ現代』は、その時期ごとの“NHKらしいアナ”の指標となる看板番組ですが、中でも『看板中の看板』が『ウオッチ9』です。今、山内アナの古巣である金沢放送局は『金沢からNHKのエースが育った』と歓喜に沸いていますよ」
いきなり「序列1位」に躍り出た山内アナには、まさにその古巣と「約束」したことがあるという。
「東京に異動が決まった際、彼女はスタッフ陣との別れを惜しみ『もっと成長して、いつかは金沢放送局に帰ってきたい』と涙ながらに語っていた。こうした人間味も彼女の魅力のひとつですね」(制作スタッフ)