今春、NHKが敢行する史上最大の改編に注目が集まっている。なにせ、アナウンサー174人のうち101人が新担当となるのだ。美女アナの大シャッフルでは「絶対的エース」のレギュラーがゼロとなる大異変まで。騒動の舞台裏では何が起こっているのか!
NHKが変わろうとしている。昨年の東京五輪の開会式中継や紅白歌合戦の司会を務めた絶対的エース・和久田麻由子アナ(33)が「ニュースウオッチ9」を降板し、春からはレギュラー番組なしとなったのだ。また「おはよう日本」で「朝の顔」として定着していた桑子真帆アナ(34)は夜の「クローズアップ現代」へと「異動」する。その他の看板番組でも、出演アナの大幅な入れ替えが予定されており、この「緊急事態」にNHK関係者も驚くばかり。
「ここまで思い切ったシャッフルは開局以来、前例がない。当事者となる女子アナにとっても『史上最大の序列チェンジ』に直面しているんです」
中でも「今後は特集やナレーションを担当する」と発表された、和久田アナの動向が気になろう。なにせ人気絶頂のさなかに表舞台から姿を消すのだから、その理由を巡り、様々な憶測が飛び交っているのだ。
「現在、SNSやネット掲示板では『妊娠説』が最有力です。和久田アナが映っているテレビ画面を見て『日に日にお腹が大きくなっている』『出産は7月頃だな』といった断定的な書き込みもあるほどで、一部のファンにとっては彼女の妊娠が既成事実化しているんですよ」(ネットウォッチャー)
2月上旬には彼女が2週間にわたり「ニュースウオッチ9」の出演を控えていたことが拍車をかける。メディアでも妊娠説が取り沙汰されたが、NHK関係者は「降板と妊娠は無関係です」と断言する。
「降板の背景にあるのは、前田晃伸会長が打ち出している『NHK改革』です。近年、和久田アナについては、局の内外から『働かせすぎ』と指摘されていた。イメージ向上を図るNHKの『目に見える変化』として、彼女の働き方を『ワークライフバランス』が尊重される時代を反映して見直すことになったというのが実際のところです」
念を押すように、2週間の不在も、妊娠とはまったく関係ないと続ける。
「番組内では『感染対策のため』と説明していましたが、実は本人の申し出により昨年から決まっていた休暇なんです。春からレギュラーゼロになるのも、心身ともに余裕を持った働き方を希望する本人の意思を汲んだ上層部の判断になります」