去年8月に新事務所に所属し芸能復帰宣言した元モーニング娘。の加護亜依(26)が、歌手活動を本格始動するようだ。だが、これまで波乱万丈なタレント人生であった彼女だけに先行きは芳しくないという。
10日、加護を中心にしたアイドルオーディション「みんなでつくる!ガールズユニットプロジェクト」の第一回メンバーが決定したと、本人の公式ブログで報告された。アイドル事情に詳しい音楽関係者が解説する。
「芸能復帰した2ヶ月後に、加護を再度売り出すためにプロジェクトが始動。他メンバーを2~4名入れるという曖昧コンセプトの基でオーディションは開催されたんです。参加者は計456名と小規模。2次審査では15名に絞られますが、アイドルとしての素質を持っている子は皆無に近かったです」
モーニング娘。のオーディション時と比べると、やはりB級感は否めないが、第一回メンバーに加入決定した喜多麗美(21)へも厳しい声が飛ぶ。
「元々売れないマイナーアイドル出身の子。ファンお手製の応援ブログも開設されています。アイドル経験者でわずかに既存ファンがいるという点で加入が決められたようです。しかし、正直ビジュアルは厳しいものがあり、とても今のままでは音楽ビジネスで通用するものではありません」(前出・音楽関係者)
加護についても前途は多難だ。芸能関係者が言う。
「二度の喫煙騒動で事務所から解雇。その後不倫騒動などアイドルらしからぬ私生活ぶり。仕事面では事務所移籍後、JAZZ歌手に転身するが僅か2年程で開店休業状態になるや、妊娠を発表。そして、今度はアイドルめいたガールズユニットを結成したいという、やりたい放題ぶり。年齢やモー娘以後の芸歴を見る限り大成するとは思えません」
さて、加護の迷走が世間の目にはどう映るのか。怖いもの見たさで興味はそそられるが…。