朝ドラの放送を前にベッドシーンを解禁したのはなぜか。映画評論家の秋本鉄次氏はこんな見解を寄せる。
「NHKにとってベッドシーンのキャリアはマイナスどころか、宣伝効果を考えれば大きなプラスですよ。実際、尾野真千子(40)は10年公開の『真幸くあらば』(T-JOY)で完脱ぎし、翌年の『カーネーション』で主演を務めました。朝ドラの前後にカラミが話題になるケースは珍しくありません」
続けて黒島の艶技に称賛を送りつつ、さらなる進化を求めるのだった。
「『明け方の若者たち』では20代半ばにして大人の色香を放ち、とても初めてのベッドシーンとは思えなかった。若くして完脱ぎを果たした吉高由里子(33)の系譜と言えますが、個人的には出身地の沖縄と朝ドラヒロインという共通項から、18年公開の『リバーズ・エッジ』(キノフィルムズ)で乳首を堂々とさらした二階堂ふみ(27)を目指してほしいですね」
朝ドラの先輩を超える濡れ場女優に──。アツい「エール」が届かんことを。
さて、NHKドラマに欠かせないのが身体検査。沢尻エリカ(36)が薬物事件で20年の大河ドラマを電撃降板したのは記憶に新しい。
「仕事ぶりはいたってマジメ。挨拶もしっかりするので現場ウケは抜群です」
芸能プロ関係者はこう語った上で、たったひとつの懸念材料を明かす。
「東出昌大(34)ですよ。黒島が上京後、仕事の相談に乗ったり、芸能人御用達のお店を教えたりと、何かとバックアップしたのが東出でした」
東出は20年1月に女優・唐田えりか(24)との不倫が発覚。その後も女性トラブルに見舞われ、今年2月にはとうとう事務所をクビになってしまった。
「芸能界から総スカンの東出を兄のように慕っていたそうで、周囲からは『男を見る目がない』と指摘する声も。19年公開の『カツベン!』(東映)で共演した高良健吾(34)と恋人関係になりましたが、交際当初は変装することもなく、渋谷で堂々と街ブラデートを楽しんでいたようですからね。男が絡むと、周りが見えなくなるタイプのようなんです」(芸能プロ関係者)
ハツラツ演技で日本の朝を盛り上げる一方で、夜はどんな体勢で男を受け入れるのか。期待と妄想は尽きない。