千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手が、日本プロ野球史上16人目となる完全試合を達成した4月10日の翌日、28年前に15人目の完全試合を達成した元巨人の槙原寛己氏が、自身のYouTubeチャンネル「ミスターパーフェクト槙原」を更新した。
完全試合から一夜明け、佐々木と会話したという槙原氏。槙原氏自身、完全試合の次の試合では実力のステージが上がったような気分で臨んだというが、「4回ぐらいにボーンってヒット打たれて、『だよな~』と思った…。だから、佐々木君も『だよな~』ってことを感じるかもしれないよ、次の登板は…ってことは言っておいたけど…」と、ユーモアを交えたアドバイスを送ったことを打ち明けた。
また、佐々木の今後について槙原氏は、プロ入り初完投が完全試合であり、昨年の3勝に加えて今年2勝目をあげたばかりのため、「(プロ入りして)言うても勝ち星は5つ目なんです」と指摘。パ・リーグではオリックスに山本由伸、ソフトバンクに千賀滉大といった力のある投手が多数いるため容易ではないものの、ぜひタイトルを獲得して欲しいと語った。
加えて来年には「WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)」も控えていることから、「大リーガーを感じて欲しい。そこで自分がどこの立ち位置にいるかっていうのを知ることだけでも、すごい彼にとってプラスになると思うんだよね」と期待を込めている。
槙原氏は平成唯一の完全試合達成者。佐々木も“令和唯一”となるのか。
(ユーチューブライター・所ひで)