普通なら怒り心頭、ブチ切れても不思議ではないはずだ。
南原清隆がMCのお昼の情報番組「ヒルナンデス」(日本テレビ系)が飲食店をナメきっているとして、猛烈な批判を浴びている。
きっかけは、東京・中目黒の目黒川沿いに店舗を構えるフルーツサンド専門店「ダイワ中目黒」の店主が4月26日の深夜に投稿したツイート。これによって、番組側の「やらかし」が判明してしまったのだ。
ネットライターが解説する。
「その投稿によれば、4月25日21時にヒルナンデスの制作サイドから、26日の18時に急遽取材をしたいという電話があったようです。店主は頼まれごとを断らないモットーのようで、急な依頼を了承。そして取材用にフルーツサンドを1000個も製造したんだそうです。しかし当日、約束の時間になってもヒルナンデスが来る気配がないどころか、連絡すらない。取材予定時刻を1時間も過ぎた時点で電話が。なんと、ロケか何かのケツ(終了)が押してしまい、お店には行けなくなった、という話だったそうです」
店主は1000個のフルーツサンドを前に、呆然。そしてその日の深夜、綺麗に並べられた大量のフルーツサンドとともに『明日助けてください』のコメントを添えた投稿があったのだ。ついでに『ヒルナ○デスはもう二度と見ないです笑』という小さな文字も。これが拡散されて大騒動になったのである。
店主の悲痛な叫びを知った人たちは、一斉に番組を批判。「いまだにテレビはこんなやり方なんですね」「番組が全部買い取るべきでは?」「キャンセルはありだとしても取材時刻前に連絡がないのはメチャクチャ失礼」「夜遅くに取材依頼して翌日アフタードタキャンとかどんだけ上から目線なの」といった具合だ。
まるで自分が被害者になったかのような怒りようなのだ。
「店主が『商売はこれだから面白い』などと前向きなコメントを書き込んでいたのが、せめてもの救いですね。ちなみに、中途半端に取材されるよりお店の宣伝になったのでは、という慰めの声もありましたが…」(前出・ネットライター)
「ヒルナンデス」のスタッフは、自らが起こしたこの騒動を、なんと思うのか。
(山田ここ)