お笑いタレントの土田晃之が、5月10日放送の「やすとも・友近のキメツケ!」(カンテレ)に出演。ダウンタウンの松本人志と浜田雅功の、番組に対するスタンスの違いに触れる場面があった。
番組で土田は「末っ子は方向音痴しかいない」という自説を披露。末っ子である妻と、自身の兄弟の末っ子の実例を出し(土田本人は3人兄弟の長男)、末っ子は頼る人が常にそばにおり、何も考えずに楽しむので方向音痴になる、と語った。
その流れで、番組収録について土田は「長子って段取りとか時間とか、早い人が多いと思って」と切り出し、「ダウンタウンの浜田雅功さん、所ジョージさん、長子なんですよ。めちゃくちゃ収録時間短いですよ。要は無駄なことをしたくない。だから結構パンパン、パンパン行く」と説明。一方では「末っ子の人の番組って、結構長いけど、みんな楽しそうにやってるんです。松本さんとかも末っ子だし、収録時間が長くても普通に楽しそうな感じ」とも。
さらに土田は「浜田さんなんて『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)、35分ぐらいで終わってる時あるもんね。あれ、これ足りてんのかな、みたいな」とまで指摘している。
在阪芸能メディア関係者が言う。
「『キメツケ!』MCの海原ともこによれば、その『ダウンタウンDX』では松本が喋ろうとしても、浜田が強制的に終了させる場面さえあるといいます。しかし、長男でも一人っ子の爆笑問題の太田光について、土田は『あれは計り知れない』と評価。2時間の特番の収録で9時間かかることもあるため、オファーが来た際に断ったことがあるといいます。番組収録をコンパクトにまとめてくれる司会は、経費削減が至上命題のテレビマンにとってはありがたい存在。その点で、浜田などは余計に重宝されているのでしょう」
むしろ太田主導の番組は今後、貴重になってくるのかもしれない。
(鈴木十朗)